Robert P. Giugliano, et. al.
for the ENGAGE AF-TIMI 48 Investigators
N Engl J Med 2013; 369:2093-2104November 28, 2013
DOI: 10.1056/NEJMoa1310907
経口直接Xa阻害剤であるEdoxaban(エドキサバン トシル酸塩水和物;リクシアナ錠 →日本では、現時点では、「肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制」のみ健保適用)
二重盲験二重ダミートライアル(1日1回エドキサバン vsワーファリン)
21,105名の中等度から高度心房細動リスク患者
フォローアップ中央値2.8年間
プライマリ有効性評価は、卒中、全身塞栓症で、非劣性検証。
安全性エンドポイントは重大出血
プライマリエンドポイント年次換算発症率
ワーファリン 1.50% (治療rangeの期間中央値相当, 68.4%) vs 高用量エドキサバン 1.18% (ハザード比, 0.79; 97.5% 信頼区間 [CI], 0.63 to 0.99; P<0 .001="" 0.87="" 1.07="" 1.31="" 1.61="" 97.5="" blockquote="" ci="" edoxaban="" for="" low-dose="" nbsp="" noninferiority="" p="0.005" to="" with="">Intention-to-treat analysisで、高用量エドキサバンの方が、対ワーファリン比較で良好 (hazard ratio, 0.87; 97.5% CI, 0.73 to 1.04; P=0.08) 、低用量エドキサバンでは、対ワーファリン比較で不良 (ハザード比, 1.13; 97.5% CI, 0.96 to 1.34; P=0.10)
重大出血年次発生率;ワーファリン 3.43% vs 高用量エドキサバン 2.75% (ハザード比 , 0.80; 95% CI, 0.71 to 0.91; P<0 .001="" 0.41="" 0.47="" 0.55="" 1.61="" 95="" blockquote="" ci="" nbsp="" p="" to="">0>心血管疾患年次発生率は、それぞれ、ワーファリン 3.17% versus 高用量エドキサバン 2.74% (ハザード比, 0.86; 95% CI, 0.77 to 0.97; P=0.01)、低用量エドキサバン 2.71% (ハザード比, 0.85; 95% CI, 0.76 to 0.96; P=0.008)同様に、キーとなるセカンダリエンドポイント(卒中、全身性血栓、心血管死アウトカム組み合わせ)では、それぞれ、 4.43% versus 3.85% (ハザード比, 0.87; 95% CI, 0.78 to 0.96; P=0.005),、4.23% (ハザード比, 0.95; 95% CI, 0.86 to 1.05; P=0.32)
ワーファリンに対し、エドキサバンの非劣性が、上記一次エンドポイントで示された。
そして、有意に出血リスク減少、心血管疾患減少と関連した。
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