2013年11月28日木曜日

マルチビタミンにて、HIV感染進行抑制:軽度だが安全性・コストを考えれば考慮もあり

ビタミン剤全般に否定的なスタンスだが、私はNHKなどゴミ・メディアの一員じゃないから、それと異なる報告も紹介する・・・というか、ビタミン不足の蓋然性が高い状況なので、先進国などの状況とは全く異なる・・・


微量栄養素欠乏がHIV感染早期に生じ、そのサプリメント投与のベネフィットの可能性があるが、その有効性は研究されていなかった。

対象は、878名のHIV感染(subtype C、CD4細胞数 350/μL超、ART未施行)
ランダム化臨床トライアル

主要アウトカム測定は、CD細胞数 2008年5月まで200/μL未満到達、その後はCD250/μLまで(ボツワナの標準的ケア開始時期到達時点)



Effect of Micronutrient Supplementation on Disease Progression in Asymptomatic, Antiretroviral-Naive, HIV-Infected Adults in Botswana
A Randomized Clinical Trial
Marianna K. Baum, et. al.








結論:ART-naive HIV感染成人で、24ヶ月間、セレニウム+マルチビタミンのサプリメント投与で、免疫現象リスクや合併症リスク軽減





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