2013年11月18日月曜日

院外心停止:機械式胸部圧迫装置は、用手式と4時間後死亡率差を認めず、その後の神経学的アウトカムも差を認めない

機械式胸部圧迫装置
e.g.)http://www.medgadget.com/2007/10/lucas_chest_compression_system_offers_a_new_cpr_experience.html



病院外心停止成人例で、4時間後死亡率比較において、用手式と機械式胸部圧迫装置を用いた場合の比較において差は認めない。生存率の大部分では6ヶ月後神経機能的アウトカム良好。機械式胸部圧迫法は、提示アルゴリズムに従えば、用手式とその治療成績は変わらない。



機械式戦略で院外心停止症例のアウトカム改善するかが臨床トライアル上検討されてなかった。用手的心肺蘇生(manual CPR)と、機械式胸部圧迫装置を用いた胸部圧迫(mechanical CPR)の4時間生存率比較

アウトカムは4時間後生存率をプライマリとし、良好神経学的アウトカム(Cerebral Performance Category (CPC) scoreを用い、1−2を良好とする)6ヶ月後をセカンダリとする。



The LINC Randomized Trial
Sten Rubertsson, MD, PhD, Erik Lindgren, MD, David Smekal, MD, PhD, et al.



4時間後生存率
機械式 CPR:   307 patients (23.6%)  vs 用手式 CPR 305 (23.7%)
( リスク差, –0.05%; 95% CI, –3.3% to 3.2%; P  > .99)


CPCスコア1、2での生存率:機械式CRP vs 用手CPR
・ICU退出時 98 (7.5%) vs 82 (6.4%) (リスク差, 1.18%; 95% CI, –0.78% to 3.1%)
・退院時 108 (8.3%) vs 100 (7.8%) (リスク差 0.55%; 95% CI, –1.5% to 2.6%)
・1ヶ月後 105 (8.1%) vs 94 (7.3%) (リスク差, 0.78%; 95% CI, –1.3% to 2.8%)
・6ヶ月後 110 (8.5%) vs 98 (7.6%) (リスク差, 0.86%; 95% CI, –1.2% to 3.0%)

6ヶ月時点での生存者において、CPC スコア1、2比率、機械式CPRでは99%、用手式 CPRでは94%




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