2014年2月6日木曜日

大量ビタミンC非経口投与:抗がん剤化学療法感受性増加・化学療法毒性軽減効果




ヒト・マウス卵巣ガン細胞の死滅を助け、正常細胞を害することがすくないという、非臨床的研究結果。





High-Dose Parenteral Ascorbate Enhanced Chemosensitivity of Ovarian Cancer and Reduced Toxicity of Chemotherapy
Yan Ma1, et. al.
Sci Transl Med 5 February 2014: Vol. 6, Issue 222, p. 222ra18 Sci. Transl. Med. DOI: 10.1126/scitranslmed.3007154

 アスコルビン酸(ビタミンC)は、尋常的治療では無く、安全的側面を強調し、逸話的にベネフィットのみを強要する治療法である。実際、経口投与では、飼う種トライアルにおいて、その効果は示されてない。だが、最近、非経口投与で治療合理性示唆報告がなされてきた。非経口投与で、10−3 mol/dm3単位、すなわちミリモル単位だと、H2O2形成を開始局所オキシダント促進効果を示し、ガン細胞死滅へ向かわせる可能性。
アスコルビン酸誘導細胞死のdownstream mechanismを研究。 ミリモル単位のアスコルビン酸は、pro-oxidantとして働き、DNA損傷、そして細胞内ATP欠乏をもたらし、ATM(ataxia telangiectasia mutated)/adenosine monophosphate–activated protein kinaseAMPK系活性化、mTOR( mammalian target of rapamycin)阻害し、卵巣ガン細胞死へ導く。
通常抗がん剤、カルボプラチン+パクリダキセルとの併用は、協調的に、マウス卵巣ガンを阻害し、化学療法毒性抑制となる。


臨床実験ではありませんけどね・・・

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