2014年3月31日月曜日

CORP2: 再発性心外膜炎:コルヒチン追加治療効果

多数回再発患者の心外膜炎再発コルヒチンを追加することで、その後の再発減少させる。

北部イタリア4つの一般病院対施設二重盲験
240名登録、120名ずつ割り付け(プラシーボ vs コルヒチン 70kg超の場合 0.5mg×2回 6ヶ月、70kg以下 0.5mg1回)+通常抗炎症治療(アスピリン、イブプロフェン、インドメタシン)



"Efficacy and safety of colchicine for treatment of multiple recurrences of pericarditis (CORP-2): A multicenter, double-blind, placebo-controlled, randomised trial"  
Imazio M, et al.
Lancet 2014; DOI: 10.1016/S0140-6736(13)62709-9.

コルヒチン群vsプラシーボ群の再発比率  26 (21·6%) / 120 vs 51 (42·5%) / 120 (relative risk 0·49; 95% CI 0·24—0·65; p=0·0009; number needed to treat 5)


副作用・中止率は、両群同様。再頻度副作用は胃腸不耐(コルヒチン群 9 vs プラシーボ群 9)、肝毒性(3 vs 1)。重篤副作用無し。


CORPトライアル: コルヒチン 再発性心膜炎予防トライアル 2011年 08月 31日

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