2014年5月9日金曜日

低放射線量CT肺がん検診は、結果的に、核プラント従事者や核爆弾被爆者の放射線量を凌駕してしまう

こう書かれるとすごい放射線量となる・・・


低放射線量CT(LDCT)の検診上の肺がん減少効果20%、総死亡率減少効果7%を考慮に入れても、2mSv投与量となるLDCTだが、その後フォローアップ必要となる結節陰影フォローアップでは8mSvの放射線量が生じる。
Gleishnerガイドラインに従う、20−30年間の累積放射線量となるとどうなるか?

55歳で20年間で280mSv、30年で420mSvとなり、核施設従事者や核爆弾被爆者の暴露量を超えてしまう。


Radiation Risks in Lung Cancer Screening Programs: A Comparison With Nuclear Industry Workers and Atomic Bomb Survivors
Robert J. McCunney, MD, MPH; Jessica Li, BS
Chest. 2014;145(3):618-624. doi:10.1378/chest.13-1420 

0 件のコメント:

コメントを投稿

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note