肺塞栓効率的除外のため、年齢補正D-ダイマーカットオフ値利用を! H26/03/19
以下は、年齢補正d−ダイマー(50歳超、RGS10以下)は画像診断必要数を減少させるって話は、JAMA internal medicine誌で報告されていたので、続報的なのだが、50歳超での使用意義にフォーカスがあてられた報告となる
Assessment of the safety and efficiency of using an age-adjusted d-dimer threshold to exclude suspected pulmonary embolism
Scott C. Woller, et. al.
Chest. 2014. doi:10.1378/chest.13-2386
50歳超では、d-dimer陰性・RGS 10以下では、90日間内の肺塞栓否定
(n=104, 偽陰性率 0%、95% CI, 0% - 2.8%)
年齢補正なしのd-dimer陰性・RGS10以下では、偽陰性率 1.5%(95% CI, 0.4-3.7%)
通常のd-dimer閾値に比較して年齢補正d-dimer閾値使用の場合、50歳超の場合、18.3%ほどCTPA(CT肺動脈造影)メリットと考える患者対象数を減らすことができる。
Revised Genevaスコア
http://en.wikipedia.org/wiki/Geneva_score
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