2014年5月19日月曜日

PANTHER-IPF:特発性肺線維症のN-アセチルシステイン治療 肺機能減少防止効果認めず

抗酸化作用薬剤として、アセチルシステイン(NAC)治療は、プラシーボ比較にて、FVC減少差みとめず


Randomized Trial of Acetylcysteine in Idiopathic Pulmonary Fibrosis
The Idiopathic Pulmonary Fibrosis Clinical Research Network
N. ENgl. J. Med. May 18, 2014DOI: 10.1056/NEJMoa1401739 


IFIGENIA study (Idiopathic Pulmonary Fibrosis International Group Exploring N-Acetylcysteine I Annual):アザチオプリン+プレドニゾロンを含む2剤レジメンより、3剤レジメン(プレドニゾロン、アザチオプリン、アセチルシステイン)にて、肺機能温存効果が示された。

PANTHER-IPF (Prednisone, Azathioprine, and N-Acetylcysteine: A Study That Evaluates Response in Idiopathic Pulmonary Fibrosis) (軽度・中等症)アセチルシステイン単独(+マッチ化 プレドニゾロン・アザチオプリン)とactive therapy各々のプラシーボ比較にて、3坐一両レジメンはNHLBIにて2011年10月14日中止された。中止後の、アセチルシステイン再登録群vsプラシーボ群比較


アセチルシステイン 600mg vs プラシーボ ×3回/日 60週間フォローアップ

プライマリアウトカム:60週後FVC変化
−0.18L vs −0.19L (p=0.77)

同様に感度解析にて、FVC予測値の差を認めず

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