2014年9月17日水曜日

子宮頸部HPV検査の代わりに尿中HPV検出

1443名の女性、14研究、16論文のシステミックレビュー&メタアナリシス


35歳未満では最も多い癌は子宮頚癌だが、検診カバー率が低い。そのため、抵抗の少ない肩代わりの方法として、尿中HPV検出を行っては?というアイディア。



Accuracy of urinary human papillomavirus testing for presence of cervical HPV: systematic review and meta-analysis
BMJ 2014; 349 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.g5264
(Published 16 September 2014) Cite this as: BMJ 2014;349:g5264

HPV全般の尿検出:感度  87% (95% confidence interval 78% to 92%) 、特異度 94% (95% confidence interval 82% to 98%)

高リスクHPV限定の尿中検出では、感度 77% (68% to 84%) and specificity of 88% (58% to 97%)


HPV16、HPV18の尿中検出では、感度 73% (56% to 86%) 、特異度  98% (91% to 100%)


メタ回帰にて、first void urineサンプルが、ランダムあるいはmidstreamに比べ感度増加 (P=0.004).

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