前者は65歳以上、5888名、 後者は45-64歳、15792名
インシデンタルな心血管疾患(心筋梗塞、卒中、致死的冠動脈疾患)の発症率を、肺炎症例を対照比較し、心血管疾患ハザード比を異なる期間にて、住民統計因子・CVDリスク要素・臨床不顕性心血管疾患・合併症・機能評価補正を行った比較。
Association Between Hospitalization for Pneumonia and Subsequent Risk of Cardiovascular Disease Vicente F. Corrales-Medina, et. al.
JAMA. 2015;313(3):264-274. doi:10.1001/jama.2014.18229.
CHS 591例、 うち、肺炎入院後10年間のスパンでは、CVDイベント206
CVDリスクは肺炎後1年間最も高い:
肺炎後30日内: 症例 54 VS 対照 6 (HR, 4.07; 95% CI, 2.86-5.27)
31日~90日内: 症例 11 VS 対照 9 (HR, 2.94; 95% CI, 2.18-3.70)
91日~1年内: 症例 22 VS 対照 55 (HR, 2.10; 95% CI, 1.59-2.60)
付加的CVDリスクは10年増加、症例 4 VS 対照 12 (HR, 1.86; 95% CI, 1.18-2.55)
ARICコホート、680名の症例にて、10年間において112名の入院後CVD
肺炎後30日内 症例 4 VS 対照 3 (HR, 2.38; 95% CI, 1.12-3.63)
31日~90日内 症例 4 VS 対照 0 (HR, 2.40; 95% CI, 1.23-3.47)
91日~1年内 症例 11 VS 対照 8 (HR, 2.19; 95% CI, 1.20-3.19)
2年の間に 症例 8 VS 対照 7 (HR, 1.88; 95% CI, 1.10-2.66)
補正後は有意差無し
補正内容が重要だとおもうのだが、脆弱性の高い人たちが大いにCVDリスク増加に寄与してる可能性があるわけで・・・
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