2015年2月23日月曜日

コーラ着色4ーメチル・イミダゾール 米国内規制は妥当・・・ 日本は???

4ーメチル・イミダゾール 10万対1名の超過死亡を及ぼす量は、4−MEI/日として 29μg

この研究では6歳超でソーダ水1日1缶以上飲み始めると44%から58%の子供で、発癌リスクにいたるという、12飲料の調査結果

結論から言えば、たいした影響ではないが、Regulationを駆けた方が公衆衛生的には良いということだが、
コカ・コーラ/発ガン性物質4-MIが米より18倍
http://n-seikei.jp/2012/07/4-mi18.html

世界で最も厳しい基準のカリフォルニア州の含有量は355ml中4μg、日本は72μg。カリフォルニア州の18倍だ。
http://toyokeizai.net/articles/-/48586?page=4
って、日本の規制は?




Caramel Color in Soft Drinks and Exposure to 4-Methylimidazole: A Quantitative Risk Assessment.
Smith TJS, Wolfson JA, Jiao D, Crupain MJ, Rangan U, et al. (2015)
PLoS ONE 10(2): e0118138. doi:10.1371/journal.pone.0118138
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0118138


Malta Goya がもっとも 4-MEI 濃度(915.8 〜 963.3μg/L)高く、
生涯平均1日量  (LADD - 8.04x10-3 mg/kgBW-day)、 生涯超過癌リスク  (1.93x10-4) 、バーデン (70歳超の米国人民 がん症例数 5011例相当)
コカコーラが最も少なく 4-MEI: 9.5 〜 11.7μg/L
生涯超過癌リスク:LADD: 1.01x10-4 mg/kgBW-day
バーデン 76名のがん症例数

この濃度は、勾配した飲料種類毎・州・エリア毎に異なるが、州・エリアにおいては同様の購買傾向である。

一定飲料種のルーチン消費量では、 9 μg/日で、州・連邦規則は妥当。





前出の経済東洋にはおもしろい記事が書かれてる・・・

「コカ・コーラ」と「コカ・コーラ ゼロフリー」は? 「カラメル色素は、厚生労働省で認可された食品添加物で、本のみならず、世界の審査機関で発がん性試験など数多く行われており、厳しく審査されて安全に問題がないと診断された結果、使用が認められておりますので、使用させていただいております。現在のところ、規制や当局による指示・指導なども特にございませんので、原材料の変更などの対応を行う予定はございません」(日本コカ・コーラのお客様相談室)。

低減しないのは国が認めているからという理屈である。だが、「日本の基準が甘すぎるだけ。日本のコーラをカリフォルニア州に輸出できますか」(安部さん)。 
せめて国はカラメルⅠ~Ⅳの表示を義務づけて、消費者が自分で判断し、選べるようにしてほしい。

少なくとも米国の公的機関が有害性を問題にしてるんですけどね・・・コカコーラさん!


消費者をないがしろにする会社に日本の消費者は厳しいはずなのだが・・・
大手スポンサー配慮する大メディアだけでなく、皆様のNHKもこういった情報を視聴者・読者に提供することはない


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