2015年3月20日金曜日

小児期肥満・・・は、中年期の歩行時膝痛の原因となる

オーストラリア学校健康運動調査1985年 449名、31-41歳、女性比率 48%
身長・体重・膝損傷評価




Extended report
Association between childhood overweight measures and adulthood knee pain, stiffness and dysfunction: a 25-year cohort study
Ann Rheum Dis 2015;74:711-717 doi:10.1136/annrheumdis-2013-204161


膝痛頻度34%、過体重は子供の頃34%、成人期48%


子供の頃の過体重と、成人期総WOMAC膝痛、拘縮、機能障害スコア は有意な相関無し


しかし、男性において、小児期過体重は、成人期WOMAC疼痛スコアと相関   (相対リスク (RR) 1.72, 95% CI 1.11 〜 2.69)


小児期体重とBMIは、WOMAC拘縮スコア・機能障害スコアと相関


小児期慎重、BMI、過体重はすべて成人期歩行時膝痛の存在と、男性・全サンプルともに有意相関。


この相関性は、成人期過体重指標と独立したもの


子供の頃も成人期も過体重なのはより成人期膝痛のリスク・頻度と相関   (RR=2.42, 95% CI 1.06 to 5.53)



小児期肥満・・・は、中年期の膝痛の原因となる ・・・ ジャンクフーズ制限したり運動をするような雰囲気作りをしたりすべきなんでしょうね・・・親の責任が大きいかな?

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