Association of vitamin D status with arterial blood pressure and hypertension risk: a mendelian randomisation study
The Lancet Diabetes & Endocrinology Vo.. 2, No. 9, 719 - 729
低ビタミンD血症は、血圧高値と関連し、心血管イベント将来リスク増加をもたらす可能性が示唆された。
では、実際に、ビタミンDサプリメントは血圧降下するか、そして、患者特性と関連するかの検討された。
Effect of Vitamin D Supplementation on Blood Pressure
A Systematic Review and Meta-analysis Incorporating Individual Patient Data
Louise A. Beveridge, et. al.
for the D-PRESSURE Collaboration
JAMA Intern Med. Published online March 16, 2015.
被験者 4541名、46トライアルのトライアルレベルのメタアナリシス
個別患者データ入手は27トライアル、3092名
トライアルレベルで、収縮期血圧への効果認めず (effect size, 0.0 [95% CI, −0.8 to 0.8] mm Hg; P = .97; I2 = 21%) 、拡張期血圧へも同様 DBP (effect size, −0.1 [95% CI, −0.6 to 0.5] mm Hg; P = .84; I2 = 20%).
個別患者データでも同様で、収縮期血圧 (effect size, −0.5 [95% CI, −1.3 to 0.4] mm Hg; P = .27; I2 = 0%) 、 拡張期血圧 (effect size, 0.2 [95% CI, −0.3 to 0.7] mm Hg; P = .38; I2 = 0%).
サブグループ解析にて、治療奏功予測要素認めず
ビタミン欠乏という状態と、サプリメント投与によるベネフィットはかならずしもイコールではない
サプリメントの効能表示かなりいい加減になるそうだが、「血中濃度欠乏=補充療法」という発想は危険。この発想を利用しているのがサプリメントという奴
発想自体が間違えてると思うのだが・・・ これで飯食ってる連中が多すぎて・・・
ビタミンD不足は、白人で75%、黒人で97%・・・というらしいが、正常値ってなにもの?という話にも・・・
http://natmonitor.com/2015/03/19/vitamin-d-supplements-found-ineffective/
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