大阪大、肥満糖尿病の引き金発見; 脂肪で炎症
http://www.niigata-nippo.co.jp/world/national/20150407173454.htmlVisualized macrophage dynamics and significance of S100A8 in obese fat
Ryohei Sekimotoa, et. al.
http://www.pnas.org/content/early/2015/04/02/1409480112.abstract?sid=2e1cf193-97ec-4ffe-825e-064f2aed06f6
脂肪組織への免疫細胞浸潤が肥満で認められるが、現在まで、免疫組織科学的顕微鏡分析に基づくものであった。今回、知る限り初めての知見として、生体内マルチフォトンイメージング法を用い、骨髄単球系にEGFP発現させたリゾチーム M-EGFPトランスジェニック(LysMEGFP)マウスによる脂肪細胞で検討。
LysMEGFPマクロファージのmobilityは、高脂肪・高スクロース食(HF/HS)5日後、肥満発現前に活性化
さらに、alarminの一つ、S100A8有意増加し、HF/HS食5日目に脂肪細胞で検出された。S100A8はchemotactic migrationを刺激し、S100A8中和によりHF/HS食誘導LysMEGFP陽性細胞活性化を抑制する
底側度生体内画像により、脂肪細胞マクロファージの運動性増加が超初期イベントとして見られる。
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