日本では医療保険でセカンドオピニオンが認められているが、医療機関側に人的資源などのコストをまかなう分だけの医療報酬が支払われないことや、主に癌以外の疾患でのセカンドオピニオン確立してないなど・・・いろいろ問題があると思う
主にがんに関するセカンドオピニオンの記事
乳がん診断に際し、両側乳房切除した、女優 Rita Wilsonはセカンドオピニオン故、優秀な医師と出会い、完全回復早かったと述べている。
重症の疾患診断あるいは混乱する治療手段オプションに直面したとき、誰でも他の視点を求めるのは当然だろう。セカンドオピニオンと一致した場合ですら、明快さを得ることができ、安心を得るという効用もある。しかし、初回での見逃しや誤解がはっきりする場合もある。診断や推奨治療の重大な変更がセカンドオピニオンにより、10%から62%となるという報告がある。他に、Best Doctorsの6800のセカンドオピニオンを、 従業員給付制度としての診断治療のセカンドオピニオンとしたところ、その変更が40%超でなされた。
しかし、問題点がある、すなわち、セカンドオピニオンにより、良好な医療意思決定がなされたというエビデンスがない。健康アウトカムを改善したというデータも乏しい。
診断過誤は10%から15%で生じるという専門家の推定されることより、セカンドオピニオンは良いアイディアである。
Best Doctors studyでは、セカンドオピニオンで要求される質問の34.8%が診断に関して、症状改善しない場合が22.5%、診断できない場合が6.3%。診断に関する疑問が6%。
Wisonの例は2つの乳房生検にて癌が見られなかったが、セカンドオピニオンで侵襲性がんであった。3rdオピニオンで診断確定となった。
セカンドオピニオンの費用は$565、病理レビューコストを含む場合は$745。
高コストにかかわらず、患者満足比率は94.7%だったが、セカンドオピニオンそのものの意見を受け入れた比率は61.2%で、全てではない。
Second Opinions Often Sought, but Value Not Yet Proven
Little hard data available to show better overall result
http://www.medpagetoday.com/PracticeManagement/PracticeManagement/51789
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