misshapen protein:できそこない蛋白、となるのだろうか?
神経学的急性機能障害を来す外傷性脳損傷(TBI)は、慢性外傷性脳障害、アルツハイマー病などのリスク要素で、リン酸化タウ蛋白(P-tau)を含むタウ障害として定義されている。
TBI後12時間で、Tau蛋白のmisshapen isoform、cis P-tauが形成され、神経変性となる神経破壊のもとになる
これに対する、選択的検出可能な蛋白抗体で、この高度毒性蛋白破壊する抗体の開発が報告された。
Antibody against early driver of neurodegeneration cis P-tau blocks brain injury and tauopathy
Asami Kondo, et. al.
Nature (2015) doi:10.1038/nature14658
cis P-tauは、正常の神経学的機能を破壊し、他のニューロンにも広がり、広汎な神経障害のもととなる。
開発の抗体は、この毒性蛋白を中和し、ニューロンの構造・機能の回復が見込める。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
noteへ実験的移行
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
米国では、Potiga (ezogabine):ポティガ(エゾガビン)、国際的には、レチガビン [RTG ]で、従来の抗てんかん薬剤と異なるメカニズムで、KCNQ2-5 (K(v) 7.2-7.5) ion channelのpositive allosteric modulato...
-
Association Between MRI Exposure During Pregnancy and Fetal and Childhood Outcomes Joel G. Ray, et. al. JAMA. 2016;316(9):952-961. doi:...
0 件のコメント:
コメントを投稿