- LDLコレステロール:visit-to-visit 変動性は、心血管疾患アウトカムと関連;血圧だけではなかった・・・ http://kaigyoi.blogspot.jp/2015/04/ldlvisit-to-visit.html
- 前向きコホート:Visit to visit variability―血圧変動は、高齢者認知機能と関連 http://kaigyoi.blogspot.jp/2013/08/visit-to-visit-variability.html
ALLHATのPost Hocでの解析
安定した血圧管理状態に比べ、約15mm水銀柱の変動は心発作・致死性心疾患を30%も増加させる。さらに卒中は46%増加させ、全原因死亡に関しては58%も増加。
Visit-to-Visit Variability of Blood Pressure and Coronary Heart Disease, Stroke, Heart Failure, and Mortality: A Cohort Study
Paul Muntner, et. al.
Ann Intern Med. Published online 28 July 2015
フォローアップ中、致死性冠動脈性心疾患・非致死性MIイベント 1194、 死亡 1948、 卒中 606、 心不全イベント 921
平均SBPを含めた多変量補正後、SBPのSD 最大5分位vs最小5分位比較 (≥14.4 mm Hg vs. <6 .5="" hg="" mm="" nbsp="" ul="">1.30 (95% CI, 1.06 to 1.59) for fatal CHD or nonfatal MI 6>
- 1.58 (CI, 1.32 to 1.90) for all-cause mortality,
- 1.46 (CI, 1.06 to 2.01) for stroke
- 1.25 (CI, 0.97 to 1.61) for heart failure
拡張期BPのVVVも同様にCVDイベント死亡率と相関
VVVの本質、その機序や有害性メカニズムは?
大規模とはいえ、Post-Hocで、Causal effectを導くことのできる研究ではない。
ただ、カルシウム拮抗剤や利尿剤は、他クラスの薬剤と比べ変動性少ないと言えるが、クラスチェンジするにはエビデンス不十分。
服薬維持性とともに、健康食・運動との関連性も斟酌されるべき・・・ いずれにせよ研究途上
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