2015年7月3日金曜日

ヨーロッパ人種:目の色とアルコール依存症になりやすさの関係

あくまでもヨーロッパ人種の話だけど、目の色(医学的には虹彩の色)はアルコール依存性影響を与える。



ヨーロッパ人種に多いが、米国ではこの比率が劇的に減少しているという・・・その人たちは、アルコール依存症に関連する遺伝子と関連するらしい。

Wikipedia

ブルーの目は遺伝的に劣性であり、学者エイバーグとその研究者達は論文をヒューマン・ジェネティックスに発表し、OCA2遺伝子の触媒と考えられているHERC2遺伝子の8番目のイントロンがOCA2遺伝子の働きを抑えメラニン色素の形成を減らしているとした。




Eye color: A potential indicator of alcohol dependence risk in European Americans
Arvis Sulovari , et. al.
American Journal of Medical Genetics Part B: Neuropsychiatric Genetics
Volume 168, Issue 5, pages 347–353, July 2015


アルコール依存症と blue eye colorの相関みとめ、brown eyeに比べオッズ比 1.83 (1.31 - 2.57 ) , p = 0.0005
network-based analysisでも有意で、目の色の遺伝子とアルコール依存遺伝子の間の遺伝的相互関係認めた。

アルコール依存GABA受容体遺伝子クラスター、GABRB3/GABRG3、目の色の遺伝子 OCA2/HERC2ににlinkage disequilibrium(連鎖不均衡)エビデンス有り、同様にアルコール依存症関連GRM5と色素沈着関連TYRにも存在

この住民フェノタイプ、ネットワーク、連鎖不均衡解析にて、目の色とアルコール依存との関連性が明らかになった。



0 件のコメント:

コメントを投稿

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note