2年間で、ドイツのリスのブリーダー3名 ボルナウィルスによる致死的脳炎となった
年齢が63歳、62歳、73歳で、発熱、振戦、精神運動性低下、混乱、歩行困難、ミオクローヌス、眼球麻痺などを生じた
variegated squirrel 1 bornavirus (VSBV-1) が原因で、カワリリス(Sciurus variegatoides)が媒介する人畜共通感染症と判明
髄液細胞増加、MRIにて脳皮質・基底核・髄膜病変認めたが、生存中病原体同定できず。組織浮腫・壊死、グリア活動性・リンパ球浸潤あり
Mammalian 1 bornavirusと類似した5つのRNA配列切片metagenomic sequencingで、肝臓、腎臓、胸腔液から検出。PCRにてBeerらはリスのサンプルや3名の患者全員の盗血脳切片から同定し原因を解明した
A Variegated Squirrel Bornavirus Associated with Fatal Human Encephalitis
Bernd Hoffmann,et.al.
N Engl J Med 2015; 373:154-162July 9, 2015
2015年7月10日金曜日
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