2015年8月3日月曜日

中等症・重症喘息のバイオマーカー特性

中等症・重症喘息において、気道閉塞可逆性高度例では、肺機能低下が多く、Th2バイオマーカー増加と関連する。しかし、気道閉塞可逆性軽度・高度ともその多くにTh2-バイオマーカー特性がある


気道可逆性があるということは、リモデリング進んでないということで、病期としてより早期の状態にあると判断すべきなのか?そういうPhenotype一群なのか?わからないことだらけなのだが、FeNO高値例はTh2ターゲット治療が奏功しやすいと考えて良いのだろう。


   
Biomarker Profiles in Asthma with High vs. Low Airway Reversibility and Poor Disease Control
William W. Busse , et. al.
Chest. 2015. doi:10.1378/chest.14-2457

2つの臨床トライアルのデータを利用した後顧的解析 

気道閉塞可逆性高反応と低反応、血清IgE値、末梢血好酸球、FeNOを用い、Th2-高値 vs Th-1-低値フェノタイプをACQ 1.5〜2.143のWell controlじゃない患者と、very poorly controlの患者で測定   

気道閉塞可逆性の高い場合は、
  • Th2-高値バイオマーカー多く (40.1% vs 29.4% p = 0.006 )
  • 肺機能低下し(FEV2 63.5 vs 67.9 % pred p < 0.001)
  • アトピーを有する場合が多い (93.7% vs 86.5% p=0.005)




FeNO低値の中等症・重症喘息症例について、いかに判断し、治療戦略勧めていくべきか・・・そちらの方が興味ある。治療不応性FeNO高値維持例の処遇も・・・

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