心血管系脂肪、Cardiovascular fat、CFは、内臓脂肪より心血管系悪化要素として知られている (Iacobellis G, Gao YJ, Sharma AM. Do cardiac and perivascular adipose tissue play a role in atherosclerosis? Curr Diab Rep. 2008; 8:20 –24.)。CFのCHD病因の重要性エビデンス蓄積しているとのこと
閉経期間・閉経後経過した女性では、閉経前・閉経前後の女性に比べ、年齢、肥満、他の寄与要素に関連せず、心臓周囲脂肪:CFが増加する。内因性女性ホルモンは閉経後において、CFと関連し、CFはCHD高リスクと関連している。
Cardiovascular Fat, Menopause and Sex Hormones in Women: The SWAN Cardiovascular Fat Ancillary Study
Samar R. El Khoudary, et. al.
J Clin Endocrinol Metab press.endocrine.org/journal/jcem
http://press.endocrine.org/doi/pdf/10.1210/JC.2015-2110
目的: CF蓄積と、閉経状態、内因性性ホルモンの関連性検討
デザイン:横断・長軸研究
セッティング: The Study of Women’s Health Across the Nation (SWAN) Heart
被験者: 女性456名(平均年齢:50.75歳); 62% pre-/early peri-, 38% late peri-/postmenopausal
介入: 閉経状態、内因性性ホルモン、CF量、入手可能なら循環血中エストラジオール4.8年前のデータ
主要アウトカム測定: CF量( (epicardial (EAT), paracardial (PAT), total heart (TAT=EAT+PAT))、 aortic perivascular adipose tissues (PVAT))
結果: 最終モデルとして、 閉経前後から期間過ぎた後女性では、閉経前/閉経直後女性に比べ、EAT 9.88%、 PAT 20.72%、TAT 11.69%多い P < 0.05
PVATは、閉経状態と相関しない
最終モデルとして、エストラジオール濃度は、PAT増加、TAT増加と相関 P < 0.05。
ベースラインでのエストラジオール濃度かなり減少した症例では、軽度低下した症例に比べPAT量多い P= 0.02.
登録:
コメントの投稿 (Atom)
noteへ実験的移行
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
米国では、Potiga (ezogabine):ポティガ(エゾガビン)、国際的には、レチガビン [RTG ]で、従来の抗てんかん薬剤と異なるメカニズムで、KCNQ2-5 (K(v) 7.2-7.5) ion channelのpositive allosteric modulato...
-
Association Between MRI Exposure During Pregnancy and Fetal and Childhood Outcomes Joel G. Ray, et. al. JAMA. 2016;316(9):952-961. doi:...
0 件のコメント:
コメントを投稿