穿孔性憩室炎への腹腔鏡下洗浄法がS状結腸切除術にとって代わる?
今回、否定的な報告
Laparoscopic Lavage vs Primary Resection for Acute Perforated DiverticulitisThe SCANDIV Randomized Clinical Trial
Johannes Kurt Schultz,et. al.; for the SCANDIV Study Group
JAMA. 2015;314(13):1364-1375. doi:10.1001/jama.2015.12076.
腹腔鏡下腹膜洗浄 (n = 101) 、結腸切除 (n = 98)をコンピュータ作成センター層別ブロック選択。糞便性腹膜炎は、腹腔鏡下 15名、結腸切除 13名
プライマリアウトカムは、90日内重度術後合併症 (Clavien-Dindo
score >IIIa)
セカンダリアウトカムは、他の術後合併症、再手術、手術時間、術後入院期間、QOL
プライマリアウトカムは、腹腔鏡洗浄 31/101 名 (30.7%)
、開腹群 25 / 96 (26.0%) (difference, 4.7% [95% CI, −7.9% to 17.0%]; P
= .53)
90日死亡率は有意群間差認めず (14 名 [13.9%]) vs 11 名 [11.5%]; 差、 2.4% [95% CI, −7.2% to 11.9%]; P
= .67).
糞便性腹膜炎でない症例において、再手術率は、腹腔鏡洗浄群で高い (15 / 74名 [20.3%]) vs 4/ 70 名 [5.7%]; 差, 14.6% [95% CI,
3.5% to 25.6%]; P = .01)
手術時間は、腹腔鏡下洗浄処置群が有意に短いが、術後入院期間、QOLでは両群有意差無し
腹腔鏡処置群ではS状結腸癌見逃し4例
登録:
コメントの投稿 (Atom)
noteへ実験的移行
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
米国では、Potiga (ezogabine):ポティガ(エゾガビン)、国際的には、レチガビン [RTG ]で、従来の抗てんかん薬剤と異なるメカニズムで、KCNQ2-5 (K(v) 7.2-7.5) ion channelのpositive allosteric modulato...
-
Association Between MRI Exposure During Pregnancy and Fetal and Childhood Outcomes Joel G. Ray, et. al. JAMA. 2016;316(9):952-961. doi:...
0 件のコメント:
コメントを投稿