2015年12月22日火曜日

心停止の半数は4週間内に胸痛と呼吸困難を訴える

心臓突然死、sudden cardiac arrestは必ずしも突然ではないのかもしれない


Warning Symptoms Are Associated With Survival From Sudden Cardiac Arrest ONLINE FIRST
Eloi Marijon,  et. al.
Ann Intern Med. Published online 22 December 2015

Oregon Sudden Unexpected Death (SUD) cohortの研究

警告徴候、特に胸痛と呼吸困難は、心停止(SCA , sudden cardiac arrest)の4週前に、半数に生じていることが分かった。
839名のSCAの約半数、51%、430名に、イベント先行4週間前に少なくとも一つの徴候が見られた、男女とも同等。

80%の患者はSCA発症の1時間以上前から徴候開始。147名では24時間超前から徴候有り。

主要症状は胸痛で199名で、うち76%が観血的典型的狭心症症状
次が、18%で呼吸困難で、1/3ほどがうっ血性心不全や肺疾患存在あり

5%で失神、動悸が前駆症状と考えられた


SCD先行症状ある430名の内、19%がSCA以前にEMSコール。911コールなされた81名のうち、4分の3超でEMSチーム到着前に心停止、22%は病院搬送中に心停止

911コールの32.1%が生存下退院に対して、911コールしなかった患者では6%のみ生存下退院。因子補正検討で、911コールにて生存退院尤度は約5倍、OR 4.82。


ICD適応者を探し出し、装着させることは現実的限界が有る。リスク患者を正確に同定できるステップになる前の現時点では、前兆をとらえる有益性に関して議論が必要かもしれない・・・・

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