ヒト疥癬虫:Sarcoptes scabiei var. hominisによる疥癬はヒト・ヒト感染を生じ、WHOによる世界的合併症・死因上重大な疾患と位置づけ
Mass Drug Administration for Scabies Control in a Population with Endemic Disease
Lucia Romani, et. al.
N Engl J Med 2015; 373:2305-2313December 10, 2015
- ペルメトリンの投与を行う標準治療 [標準治療群)
- ペルメトリンの集団投与 (ペルメトリン群)
- イベルメクチンの集団投与 (イベルメクチン群)
プライマリアウトカムは、12ヶ月後の疥癬、Impedigo(膿痂疹)発生率
- 標準治療群(ペルメトリン治療群): 疥癬消失率 73.9 ( 67.5 - 79.6 )%、発生率 15.4 ( 11.8 - 19.5 ) %
- ペルメトリン群 : 74.7 ( 67.6 - 81.0 ) 、 8.0 ( 4.8 - 12.3 )
- イベルメクチン群 : 97.3 ( 93.9 - 99.1 )、 1.3 ( 0.4 - 3.1 )
気になるのは、耐性流布・・・
Although scabies resistance has been reported very infrequently, it could occur.
・・・という記載にとどまっている
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