デンマークの国内コホート研究によると、フルコナゾール経口投与は統計学的有意に自然流産リスク増加をもたらす
Association Between Use of Oral Fluconazole During Pregnancy and Risk of Spontaneous Abortion and Stillbirth
Ditte Mølgaard-Nielsen, et. al.
JAMA. 2016;315(1):58-67. doi:10.1001/jama.2015.17844.
経口フルコナゾール暴露3315名の女性(妊娠期7−22週) 自然流産 147、非暴露マッチ化女性13,246名中 563
フルコナゾール暴露による自然流産リスクは有意増加 (HR, 1.48; 95% CI, 1.23-1.77)
妊娠7週から出産までフルコナゾール暴露5,382名女性のうち、死産 21名、対照 21,506名中 77フルコナゾール暴露と死産の有意相関認めず (HR, 1.32 [95% CI, 0.82-2.14])
自然流産:局所アゾール系使用を比較:フルコナゾール暴露 2,823名中130 vs 局所アゾール 2,823名中118 (HR, 1.62 [95% CI, 1.26-2.07])死産:フルコナゾール暴露 4301名中20 vs 局所アゾール系 4301名中20 (HR, 1.18 [95% CI, 0.64-2.16])
日本では、妊娠・妊娠可能性のある場合経口ジフルカンは「禁忌」なので・・・
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