記憶固定にストレス悪影響=生体外で再現―阪大
時事通信 2月8日(月)17時19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160208-00000078-jij-sctch
原論文
↓
An in vitro reproduction of stress-induced memory defects: Effects of corticoids on dendritic spine dynamics
Shinichi Saito, et. al.
Scientific Reports 6, Article number: 19287
齧歯類器官型スライス培養モデルLTP( long-term potentiation)の反復導入によりシナプス形成カップリング強化促進長期持続徐行伸展をもたらすことを報告。可塑性RISE(repetitive LTP-induced synaptic enhancement)と名付け、in vitroでの反復によるメモリー固定化を再現。
過剰ストレスが行動的記憶固定化に関与することから、in vitroでのRISEとin vivoでの記憶固定化の疑似化
グルココルチコイドは、樹状突起増殖抑制しRISEを阻害する
これにより、ストレスによる記憶障害のモデル化示したとの要旨
ストレス反応を和らげるはずのストレスホルモンの直接作用の話で、タイトルの「ストレス悪影響」とはちょっと違うような気がする
メディアで見受けるストレス実験ではこの混同に出くわすことが多い
ストレスという言葉の曖昧性が主因だと思う
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