2017年4月4日火曜日

特発性肺線維症: 後顧的解析 ピレスパと急性増悪

ピレスパ投与 vs 非投与にて急性増悪後生命予後に違い


Pirfenidone for acute exacerbation of idiopathic pulmonary fibrosis: A retrospective study
Kenta Furuya,  et. al.
Respiratory Medicine May 2017, Vol 126. p 93-99
DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.rmed.2017.03.026

後顧的解析;IPF症例 135名 2008年から2015年
死亡例47名抽出 男性 42名、平均年齢 73.5歳


臨床的特性はピルフェニドン治療群20例と、ピルフェニドン非治療例で同等

rhTM治療受けてない25名を除外、22名(男性20名、女性2名、平均年齢 73.7歳)データ解析

ピルフェニドン未治療12例と治療10例で比較

3ヶ月生存はピルフェニドン群で良好 (55% vs 34%, p = 0.042)

rHTM治療群において、単変量解析にて、ピルフェニドン無治療は3ヶ月目死亡のリスク要素  (hazard ratio, 6.993; p = 0.043)


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