間質性肺病変(ILD)の前向きコホート研究中、70歳以上の検討
Interstitial Lung Disease in the Elderly
Karen C. Patterson, et al.
Chest. 2017;151(4):838-844. doi:10.1016/j.chest.2016.11.003
327名中、高齢者 80(24%)名
高齢者は主に白人男性
診断疾患:
分類不能ILD (45%), IPF (34%)
結合織疾患 (CTD)-ILD (11%)
過敏性肺臓炎(8%)
分類不能ILDの74%では、inconsistent with UIP
肺機能低下・3年生存率に関して非高齢者・高齢者で有意差認めず、IPF患者のサブグループでも有意差みとめず
高齢者IPF、急性増悪も多く、若年者に比べて予後良好という印象もない
私の拙い臨床経験でも高齢者においてunclassified-ILDと言わざる得ないCT所見をincidentalに見いだすことは多い。だが、特発性肺線維症(IPF)の病態そのものが若年者国かくして軽度で急性増悪少ないということはないような・・・ 臨床状況により異なるだろうから結論づけは危険で、communitiy-basedの検討が必要と思う
登録:
コメントの投稿 (Atom)
noteへ実験的移行
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
誤飲検証のためのベッドサイド水飲みテストは、一飲み量(1−5ml)で再現できればrule inできる Screening accuracy for aspiration using bedside water swallow tests: A systematic revi...
-
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
2005年以来となる改訂らしい Standardization of Spirometry 2019 Update. An Official American Thoracic Society and European Respiratory Society Technic...
0 件のコメント:
コメントを投稿