2017年4月18日火曜日

C. difflicile:制酸剤との関連

症例対照・コホート・臨床トライアルの観察研究メタアナリシス

Clostridium difficile 感染 ( CDI ) 再発と胃酸抑制治療との関連

再発CDI感染は院内感染ので最頻度原因で、頻度/重症度・併発・死亡率などmajor problem。市中感染では低リスクと考えられてきたが、新しいリスク要素と考えるようになってきている。水系・食事由来の環境要素/CDI患者との接触など対人要素が重要で、OTCなどでも制酸剤使用できるようになり、PPIなどとともに過剰使用がCDIリスクとなっている可能性ある。そのため、関連性を検討

Association of Gastric Acid Suppression With Recurrent Clostridium difficile Infection
A Systematic Review and Meta-analysis
Raseen Tariq, et. al.
JAMA Intern Med. Published online March 27, 2017. doi:10.1001/jamainternmed.2017.0212


観察研究16、CDI 7703名、 再発CDI 19.8%, 1525例

再発CDI 胃酸抑制   22.1% (892 of 4038 patients)  vs 胃散抑制未使用 17.3% (633 of 3665)
メタアナリシスでリスク増加示唆  (オッズ比 [OR], 1.52; 95% CI, 1.20-1.94; P < .001).

heterogeneity有意 : I2 値  64%

年齢・寄与要素補正サブグループ解析で、胃酸抑制薬剤での再発CDIリスク増加確認  (OR, 1.38; 95% CI, 1.08-1.76; P = .02)







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