韓国でのオープンラベル前向きコホート研究
経口血糖降下剤目一杯の4種類投与状況ってのは日常茶飯事
GLP-1注射やインスリンBOTさえ不承知のケースで良くあることで
自己注への拒否的態度はまぁありがちというかは自身に置き換えてもその恐怖や拒否的きも地はよく理解できる。
で、その4剤投与状況 quadruple oral antidiabetic agent (OADs) regimenでのSGLT2iクラス内ガチンコ比較
メトホルミン+SU剤(グリメピリド)+DPP4i使用 HbA1c 7.5-12.0%のレンジにある2型糖尿病患者
コントロール不良2型糖尿病(T2D)患者で初めて quadruple oral antidiabetic agent (OADs) regimenの一部として、エンパグリフロジン(ジャディアンス)とダパグリフロジン(フォシーガ)の安全性と有効性を直接比較
メトホルミン、グリメピリド、およびジペプチジルペプチダーゼ-4阻害剤を含む7.5〜12.0%の範囲の糖化ヘモグロビン(HbA1c)を有するT2D患者
患者は、エンパグリフロジン(25mg /日)またはダパグリフロジン(10mg /日)治療群のいずれかに分け
エンパグリフロジン(n = 176)およびダパグリフロジン(n = 174)の合計350人の患者登録
両群とも52週後にHbA1cおよび空腹時血漿グルコースの有意な減少を示したが、エンパグリフロジン群の減少はより大きかった。
両群とも血圧と体重の有意な減少を示し、高密度リポタンパク質コレステロール値はエンパグリフロジン群で増加した。全体的に見て、他の3つのOADで治療されたT2D患者では、SGLT2阻害薬は4番目のOADとして効果的に使用されるかもしれない。
特に、エンパグリフロジンは、HbA 1cの減少および他の心臓代謝パラメータの改善において、ダパグリフロジンよりも有効であった。しかしながら、両グループは同様の安全性プロファイルを示した。
Empagliflozin versus dapagliflozin in patients with type 2 diabetes inadequately controlled with metformin, glimepiride and dipeptidyl peptide 4 inhibitors: A 52-week prospective observational study
Eu Jeong Ku, et al.
diabetes research and clinical practice 151 (2019) 65–73
DOI: https://doi.org/10.1016/j.diabres.2019.04.008
https://www.diabetesresearchclinicalpractice.com/article/S0168-8227(18)31942-9/pdf
2型糖尿病・MI既往患者MACE及び心血管疾患死・心不全入院リスクの高い群でダパグロフロジンは概ねこれらのリスク軽減効果あり
Dapagliflozin and Cardiovascular Outcomes in Patients With Type 2 Diabetes Mellitus and Previous Myocardial Infarction
Subanalysis From the DECLARE-TIMI 58 Trial
Remo H.M. Furtado , et al.
https://doi.org/10.1161/CIRCULATIONAHA.119.039996
Circulation. 2019;139:2516–2527
https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/CIRCULATIONAHA.119.039996
心血管リスクある患者においてフォシーガは有益ではあるのだろう
でも、目下、効果で選ぶなら、やはりジャディアンスということに・・・
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