臨床活用としては簡便だし、有用性高いのでは?
An Index Combining Respiratory Rate and Oxygenation to Predict Outcome of Nasal High-Flow Therapy
Oriol Roca , et al.
AJRCCM Vol. 199, No. 11 | Jun 01, 2019
https://doi.org/10.1164/rccm.201803-0589OC PubMed: 30576221
Received: March 29, 2018 Accepted: December 20, 2018
意義:急性低酸素呼吸不全への高流量式鼻カニュラ high-flow nasal cannula (HFNC) 中の重大な懸念は挿管の遅れを生じさせないこと
目的:指標の診断正確性評価: 用語 ROXで、パルスオキシメータによる酸素飽和度/FiO2の呼吸回数で割った比率)でHFNCアウトカム(挿管必要性の有無)を検証
方法:2年の多施設前ムコ観察コホート研究、HFNC肺炎患者を含めた検討
HFNC失敗・成功予測するROX指数のCox比例ハザードモデリングを通した同定
測定・主要結果:validation cohortに関してHFNC191名、そのうち挿管必要 68名(35.6%)
時間経過後とROX指数予測正確性増加 (area under the receiver operating characteristic curve: 2 h, 0.679; 6 h, 0.703; 12 h, 0.759)
HFNC開始後 2時間測定、6時間測定、12時間測定で、ROX値 4.88以上なら挿管リスク減少と一致して関連 (ハザード比, 0.434; 95% 信頼区間 0.264–0.715; P = 0.001 0.304; 95% 信頼区間 , 0.182–0.509; P < 0.00 0.291; 95% 信頼区間 , 0.161–0.524; P < 0.001)
HFNC開始 2時間後 2.88未満、、6時間後3.47未満、12時間後 3.85未満ならHFNC失敗の予測要素となる
12時間においては、治療失敗では、ROX指数の増加乏しい
指数要素間において、パルスオキシメータ値/FiO2による酸素飽和度は呼吸回数より比重が大きい
結論:急性呼吸不全ありの肺炎HFNC治療患者では挿管リスクの高低判別にROX指数が使える
Clinical trial registered with www.clinicaltrials.gov (NCT 02845128).
登録:
コメントの投稿 (Atom)
noteへ実験的移行
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
米国では、Potiga (ezogabine):ポティガ(エゾガビン)、国際的には、レチガビン [RTG ]で、従来の抗てんかん薬剤と異なるメカニズムで、KCNQ2-5 (K(v) 7.2-7.5) ion channelのpositive allosteric modulato...
-
Association Between MRI Exposure During Pregnancy and Fetal and Childhood Outcomes Joel G. Ray, et. al. JAMA. 2016;316(9):952-961. doi:...
0 件のコメント:
コメントを投稿