Fragility fracture、特に椎体骨折(VCF:vertebral compression fracture)の問題は、kyphosis(後弯症)や腰背部痛と関連し、kyphosisは肺機能障害悪化を促進する。VCF 1個1回で肺活量が9%減少し、肺機能障害は、kyphotic angleが55°を超えると最も顕著。肋骨骨折を有する患者は、胸痛による低換気および排尿能力の低下のためにCOPDの悪化を発症する可能性がある。COPDの骨粗鬆症性骨折は患者の可動性をさらに低下させ、深部静脈血栓や肺塞栓リスクも増加。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4358421/
上記を踏まえCOPD患者の骨粗鬆症有病率と寄与リスク要素
Prevalence and risk factors for osteoporosis in individuals with chronic obstructive pulmonary disease: a systematic review and meta-analysis
Yi-Wen Chen , et al.
DOI: https://doi.org/10.1016/j.chest.2019.06.036
https://journal.chestnet.org/article/S0012-3692(19)31379-0/fulltext
背景
骨粗鬆症はCOPD患者で多い。アップデートされたエビデンスにはbest practice供給のためこのトピックに関わるシステミック・レビュー補完必要。システミック・レビューとメタアナリシス目的はCOPD患者内での骨粗鬆症頻度とリスク要素の観点研究からの定量的合成データ
方法
EMBASE, CINAHL MEDLINE, PubMedデータベースをキーワード “COPD”, “osteoporosis”, “prevalence”, “risk factor”を含む論文を検索
改修論文の該当スクリーニング、データ抽出、質評価は2名レビューアーが独立して施行
メタアナリシスはCOPD患者での骨粗鬆症有病率とリスク要素を決定
メタアナリシス解析をheterogeneity源検索施行
結果
58研究からのpool化全般的有病率 38%(95% CI=34.43)
COPDの存在により骨粗鬆症尤度増加 オッズ比 =2.83
COPD患者での骨粗鬆症に関して他の有意リスク要素としてはBMI< 18.5 kg/m2 (オッズ比 4.26)、sarcopenia (オッズ比 3.64)
結論
骨粗鬆症はCOPD患者で有病率高く、有病率は多くの国でも多く、同様
COPD患者では骨粗鬆法と寄与リスク要素スクリーニングすべき
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