2020年5月7日木曜日

COPDリハビリテーション:硝酸塩サプリメント投与で運動能改善、血圧低下で有効

食品からの硝酸塩の摂取量
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/syosanen/sessyu/



先行する研究では・・・ビートルート・ジュースをどれくらい摂取するのかというと
The beetroot juice was administered in the form of two 70 ml bottles of commercially available beetroot juice (Beet It Stamina Shot, James White Drinks), each containing 3.79 millimoles of NO3−. 
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4411191/

NO3-




Oral nitrate supplementation to enhance pulmonary rehabilitation in COPD: ON-EPIC a multicentre, double-blind, placebo-controlled, randomised parallel group study
Matthew J Pavitt ,et al.
Thorax
https://thorax.bmj.com/content/early/2020/05/05/thoraxjnl-2019-214278


序文
 食事性硝酸塩補給は,健康な人でも COPD の人でも運動パフォーマンスを向上させるための戦略として提案されている.COPDにおける肺リハビリテーション(PR)の効果を高めることができるかどうかを評価することを目的とした。

方法
この二重盲検プラセボ対照並行群間無作為化比較試験は、英国の4つのセンターで実施され、Global Initiative for Chronic Obstructive Lung Disease grade II-IV COPDとMedical Research Council dyspnoea score 3-5または機能的制限を有する成人を登録し、週2回8週間のPRプログラムを実施した。割り付けはコンピュータによるブロック無作為化を用いた。

測定方法
一次アウトカムは、増分シャトルウォークテスト(ISWT)距離の変化であった。
副次的転帰として、生活の質、身体活動レベル、endothelial function via flow-mediated dilatation(FMD 血管内皮機能)、fat-free mass index、血圧パラメータが含まれた。


結果
165名の参加者が募集され、硝酸塩を多く含むBRJに78名、プラセボに87名が無作為に割り付けられた。

運動能力はプラセボ(n=65)よりも積極的治療(n=57)の方が高く、ISWT距離の中央値(IQR)変化は+60m(10、85)対+30m(0、70)、治療効果の推定値は30m(95%CI 10~40)、p=0.027であった。
積極的な治療は収縮期血圧にも影響を与えた:治療群-5.0mmHg(-5.0、-3.0)対対照群+6.0mmHg(-1.0、15.5)、推定治療効果-7mmHg(95%CI 7~-20)(p<0 .0005="" p="">
結論
食事性硝酸塩補充は、COPDにおけるPRの効果を増強するための効果的な戦略であると考えられる。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。
Trial registration number ISRCTN27860457.

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