2020年3月19日木曜日

(中国)武漢肺炎:ACE阻害剤、ARBs、RAAS関連薬剤に関して何のエビデンス情報ないから余計な事するなよ!とのお達し

COVID-19ウィルスがACE2受容体関連すると聞くと・・・すぐ余計な事を述べたり、書いたり、吹聴する馬鹿がいる

ついでに水を15分に一回という神話を吹聴しているアホも・・・
https://www.mdlinx.com/internal-medicine/top-medical-news/article/2020/03/20/7625984/



故に、えらい学会から、お達し


HFSA/ACC/AHA statement addresses concerns re: using RAAS antagonists in COVID-19
https://professional.heart.org/professional/ScienceNews/UCM_505836_HFSAACCAHA-statement-addresses-concerns-re-using-RAAS-antagonists-in-COVID-19.jsp


Currently there are no experimental or clinical data demonstrating beneficial or adverse outcomes with background use of ACE inhibitors, ARBs or other RAAS antagonists in COVID-19 or among COVID-19 patients with a history of cardiovascular disease treated with such agents.:心血管疾患を有しACE阻害剤、ARBs、他RAAS拮抗剤の背景使用とに関わるなんの利益性・副事象アウトカムを示す実験的・臨床的データも無い
The HFSA, ACC, and AHA recommend continuation of RAAS antagonists for those patients who are currently prescribed such agents for indications for which these agents are known to be beneficial, such as heart failure, hypertension, or ischemic heart disease. : HFSA, ACC, AHAは心不全、高血圧、虚血性心疾患など既知のベネフィットを有する薬剤として適応のための現行処方されている患者ではRAAS薬剤の継続使用を推奨する
In the event patients with cardiovascular disease are diagnosed with COVID-19, individualized treatment decisions should be made according to each patient’s hemodynamic status and clinical presentation. Therefore, be advised not to add or remove any RAAS-related treatments, beyond actions based on standard clinical practice.:COVD-19診断された心血管疾患患者でさえ、血行動態や臨床的状態に応じて個別治療決定がなされるべきである。故に、標準的臨床に基づくアクションを超えて、RAAS-関連治療を付加・除去するべきなど助言すべきでない
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COMMENTARY

Antihypertensive Drugs During COVID-19: Still Up in the Air
Sandra Adamson Fryhofer, MD

DISCLOSURES April 10, 2020

新規コロナウイルスは、肺、腸、腎臓、血管の上皮細胞で発現するACE 2を介して標的細胞に結合する。

ACE阻害薬やARBの使用は、ACE 2の発現やアップレギュレーションを増加させる可能性がある。

Roth氏らは書簡の中で、ウイルスの付着・攻撃の仕方から、ACE阻害薬やARBの使用は理論的には重症化・致死的疾患のリスクを高める可能性があると提案している。その1日後に発表されたJournal of Hypertension誌に掲載された別の論文でも、同じ赤旗を掲げている。

米国心臓協会、米国心不全学会、米国心臓病学会の循環器専門医は共同声明の中で、COVID-19に感染したACE阻害薬やARBを服用している患者に対して、主治医から別段の助言がない限り、治療を継続するよう促した。欧州心臓病学会もこれに同意している。これらの薬剤を急に中止すると、心不全や制御不能な高血圧症を引き起こす可能性がある。

JAMAのライブストリームで、JAMAの編集者であるHoward Bauchner氏とのディスカッションの中で、Anthony Fauci医師は、これはさらなる調査が必要であるとアドバイスした。同博士はBloomberg Newsがまとめたイタリアのデータを参照し、死亡した人の99%が前歴のある病状を持っていたことを明らかにした。その基礎疾患が何であったかを調べたところ、75%以上の人が高血圧であった。

Fauci博士は、なぜ高血圧がコントロールされている人がCOVID-19で死ぬ可能性が高いのか疑問に思った。彼は、このことをより深く掘り下げ、それらの人々が服用していた薬を見つけることを促した。

2020年3月30日にオンラインで掲載されたNew England Journal of Medicineの特別レポート「Reninin-Angiotensin-Aldosterone System (RAAS) Inhibitors in Patients with Covid-19」では、Brigham and Women's Hospital、Harvard Medical School、および他の高評価を受けているいくつかの機関の循環器専門医が、そうでなければ安定している患者にはこれらの薬剤を継続することを勧めている。前臨床試験では、レニン-アンジオテンシン-アルドステロン阻害薬がACE2発現を増加させる可能性があることが示されているが、ヒトでのデータは不足している。現在、ARBであるロサルタンと遺伝子組換えヒトACE2をCOVID-19患者を対象とした臨床試験が進行中である。もっと多くのデータが出てくるはずだ。

今のところ、私は患者のために薬を変えていません。しかし、私たちは皆、このスレッドに注意深く従うべきである。

サンドラ アダムソン フライホーファー、MD、MACP、FRCP、アトランタとエモリー大学医学部での医学の非常勤准教授の内科のボード認定医師です。彼女は、予防接種の実践に関する諮問委員会 (ACIP) への連絡係であり、いくつかのワクチンのための ACIP 作業部会に参加しています。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。





COVID-19 and Renin Angiotensin Blockers: Current Evidence and Recommendations
Franz H. Messerli , George C.M. Siontis, and Emrush Rexhaj
Originally published 13 Apr 2020
https://doi.org/10.1161/CIRCULATIONAHA.120.047022Circulation. ;0:null
https://www.ahajournals.org/doi/abs/10.1161/CIRCULATIONAHA.120.047022


SARS-CoV-2感染者では、一般的にCVD、特に高血圧と糖尿病が流行しています。RASブロッカーはCVDおよび高血圧治療に広く使用されている。

 しかし、RAS遮断薬の作用を示唆する証拠には一貫性がない。
 しかし、SARS-CoV-2感染者に特化したデータは得られていない。

逆に、CVDと高血圧の患者はSARS-CoV-2-感染を起こしやすいようであるが、これは交絡因子によるものである可能性が高い。

 感染している患者では、臨床的に指示された通りにRAS遮断薬の投与を継続すべきである。

現在のところ、RAS遮断薬をリスクのある対象者に予防的に、あるいは感染した患者に治療的に使用することを推奨するには、十分な証拠がない。






ってことだが・・・

なにやらあやしい報告表題が・・

Chronic Use of Angiotensin-Converting Enzyme Inhibitors and Angiotensin II Receptor Blockers Is High Among Intensive Care Unit Patients With Non–COVID-19 Sepsis but Carry a Moderately Increased Risk of Death
Jonas Sunden-Cullberg
Originally published10 Apr 2020
https://doi.org/10.1161/HYPERTENSIONAHA.120.15178Hypertension. ;0:HYPERTENSIONAHA.120.15178
https://www.ahajournals.org/doi/abs/10.1161/HYPERTENSIONAHA.120.15178?af=R

有料アクセスするかどうか思案中








Renin–Angiotensin–Aldosterone System Inhibitors in Patients with Covid-19
List of authors.
Muthiah Vaduganathan, et al.
DOI: 10.1056/NEJMsr2005760






RAASの組織特異的および循環中の成分は、調節ペプチドと調節ペプチドの複雑な交差ネットワークを構成している(図1)。
ACE2はアンジオテンシンIIをアンジオテンシン-(1-7)に分解する重要な調節酵素であり、それによって血管収縮、ナトリウム保持、線維化への影響を減衰させる。アンジオテンシンIIはACE2の主な基質であるが、この酵素はアンジオテンシンIをアンジオテンシン-(1-9)に切断し、他のペプチドの加水分解にも関与している。ヒトでの研究では、15の臓器から採取した組織サンプルでは、心臓や腎臓だけでなく、SARS-CoV-2の主要標的細胞(および優性傷害の部位)である肺胞上皮細胞を含む広範囲にACE2が発現していることが示されている。興味深いことに、可溶性ACE2の循環レベルは低く、肺におけるACE2の機能的役割は、正常な状態では比較的最小限であるように見えるが、特定の臨床状態ではアップレギュレーションされている可能性がある。


コビド-19とレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系の相互作用に関する重要なポイント
  • ACE2は、RAASの活性化に生理的に対抗する酵素であり、Covid-19 pandemicの原因ウイルスであるSARS-CoV-2の機能的受容体である。
  • 前臨床試験では、RAAS阻害剤がACE2発現を増加させる可能性が示唆されており、Covid-19患者における安全性に懸念が示されている。
  • これらの観察結果が容易にヒトに適用されるかどうかを決定するためのデータは不十分であり、Covid-19試験におけるRAAS阻害剤の効果を評価した研究はない。
  • ヒトACE2遺伝子組換え製剤やARBであるロサルタンを含むRAASモジュレーターの安全性と有効性を検証する臨床試験が進行中
  • 心不全患者や心筋梗塞経験者を含むハイリスク患者において、RAAS阻害薬を急激に中止すると、臨床的に不安定になり、健康に悪影響を及ぼす可能性がある。
  • さらなるデータが得られるまでは、RAAS阻害剤は、それ以外の安定した状態の患者で、Covid-19 のリスクがある、評価状態である、あるいは Covid-19を有しているを患者では、継続すべきであると考えている。

実験動物モデルでは、組織内の ACE2 レベルまたは活性に対する ACE 阻害薬の効果に関して、さまざまな知見が示されている。

 同様に、動物モデルでは、ARBのACE2への影響に関して一貫性のない知見が得られており、ARBが組織内のACE2のメッセンジャーRNA発現またはタンパク質レベルを増加させる可能性があることを示したものもあれば21,26-34、影響がないことを示したものもある。
利用可能な動物モデルとは対照的に、ヒトではRAAS阻害がACE2発現に及ぼす影響に関する研究はほとんどない。
 ある研究では、冠動脈疾患患者にACE阻害薬を静脈内投与してもアンジオテンシン-(1-7)産生に影響を与えなかったが、これはACE阻害薬がACE2誘導型アンジオテンシンII代謝に直接影響を与えるかどうかに疑問を投げかけている。
同様に、別の研究では、高血圧患者において、ACE阻害薬カプトプリルによる初期治療後、アンジオテンシン(1-7)レベルは影響を受けていないように思われたが、カプトプリルの単剤治療を6ヵ月間受けると、アンジオテンシン(1-7)レベルが上昇した36。

ACE阻害薬による以前の治療は、ある研究ではACE2の腸内メッセンジャーRNAレベルの上昇と関連していたが、この関連はARBsでは観察されなかった25;ACE2の肺特異的発現に対するRAAS阻害薬の効果についてはデータが不足している。

これらの一見相反するデータは、経路調節因子に対するRAASの応答の根底にある複雑さを示しており、前臨床モデルから得られた知見はヒトの生理学には容易には翻訳されないかもしれないという概念を補強している。
 このようなデータは、ACE2に対する効果がRAAS阻害薬間で一様であると仮定すべきではないことを示唆しており、また、特定の薬物クラス内の治療に対する反応であっても、ACE2に対する効果が一様であると仮定すべきではないことを示唆している41。
 血漿中の ACE2 レベルは、完全長膜結合型の活性を示す信頼できる指標ではないことに注意することが重要である。
  発現の程度に加えて、ACE2の生物学的関連性は組織や臨床状態によって異なる。
  残念ながら、実験動物モデルおよびヒトにおけるACE2の肺特異的発現に対するACE阻害剤、ARBおよびその他のRAAS阻害剤の影響を示すデータは不足している。
  
  さらに、RAAS阻害剤が標的組織床におけるACE2のレベルまたは活性(またはその両方)を修飾したとしても、それがSARS-CoV-2スパイク蛋白質の関与と侵入を促進するかどうかを示す臨床データは不足している。
  SARS-CoV-2とRAASネットワークとの間の特異的な相互作用をより明確にするためには、ヒトを対象とした更なるメカニズムの研究が必要である。







Angiotensin Converting Enzyme 2: A Double-Edged Sword
Kaiming Wang, Mahmoud Gheblawi, and Gavin Y. Oudit
Originally published 26 Mar  2020
https://doi.org/10.1161/CIRCULATIONAHA.120.047049Circulation. ;0:null

ACE2はユビキタスに発現しており、心血管系(CV)、腸、腎臓、肺で検出される最高レベルのレベルで発現している。
心血管系では、ACE2は心筋細胞、心外膜脂肪組織、心筋線維芽細胞、血管平滑筋、内皮細胞で発現しています1, 2ACE2は、それぞれアンジオテンシンII(Ang II)とアンジオテンシンI(Ang I)を生成するアンジオテンシン1-7(Ang 1-7)とアンジオテンシン1-9を含む様々なペプチドを加水分解する循環にさらされた触媒活性のあるエクトドメインを持つモノカルボキシペプチダーゼとして機能するtypeI膜貫通タンパク質です。

ACE2の可溶性フォームは、ADAM17で介するproteolytic cleavageを通過して膜から放出され、結果ACE2の組織RASに対するACE2 保護を失い、ACE2活性増加をもたらし、これはCV疾患の副次的マーカーとして知られている。



ACE2の発見は、RASの過剰活性化により病状に優勢な病因性のACE/Ang II/AT1受容体軸とのバランスをとるために、別の保護アーム、ACE2/Ang 1-7/Mas受容体軸を導入した)。

ACE による Ang I の切断は、ACE/Ang II/AT1 受容体軸の主要なエフェクターペプチドである Ang II を生成し、強力な血管収縮、炎症、細胞増殖、肥大、線維化、組織リモデリングを誘発します。ACE2 は Ang II を切断して心保護作用のある Ang 1-7 に変換し、Ang II シグナルの有害な作用に作用します。
したがって、ACE2は以下の2つの過程を経てRAS誘発性傷害から保護します。
 (1) Ang IおよびAng IIを分解して、有害なACE/Ang II/AT1受容体軸における基質の利用可能性を制限すること、および
  (2) 保護的なACE2/Ang 1-7/Mas受容体軸における基質の可用性を増加させるためにAng 1-7を生成する。
  
  ACE2ノックアウトマウスとACE2阻害薬を用いた機能喪失実験では、心筋梗塞、高血圧、Ang II誘発性心筋肥大、微小血管合併症、炎症、線維化、拡張・収縮機能障害、酸化ストレスに対する感受性の増加が明らかにされている。
  
  重要なことは、心不全や拡張型心筋症の患者から摘出したヒトの心臓に見られるように、ACE2の部分的な欠損は、心臓病への感受性を高めるのに十分であるということである。
  
  逆に、組換えACE2、ACE2の過剰発現、および補助的なAng1-7を用いた機能獲得実験では、高血圧、糖尿病、および駆出率が保存された心不全(HFpEF)を含む様々なCV疾患モデルにおいて、保護的な役割を示している。
   
   ACE阻害薬やARBなどのRASの薬理学的アンタゴニストは、病状に応じてACE2レベルを上昇させることでCVシステムを部分的に保護している。
   
   肺動脈性肺高血圧症や急性肺損傷患者を対象とした遺伝子組換えヒトACE2(rhACE2)の静脈内投与による臨床試験では、血漿中のAng II/Ang 1-7比が速やかに低下することが報告されており、ACE2の機能とその治療効果を反映していると考えられる。
   
   SARS-CoVおよびSARS-CoV-2のヒト細胞への結合および侵入は、ウイルススパイク糖タンパク質上のS1サブユニットの受容体結合ドメイン(RBD)とACE2のエクトドメインとの相互作用によって促進される。
   ACE2のエンドサイトーシスは、ウイルス粒子と一緒にエンドソームに入ると、表面ACE2の発現を低下させ、ACE2が介在する組織保護への最初の障害となる。
   特に懸念されるのは、最初のエンドサイトーシスイベントに続いてACE2発現のさらなるダウンレギュレーションを促進するために配置されている正のフィードバック経路であり、組織の損傷とSARS-CoV-2感染症からの組織RASのアンバランスを永続させる(図B)。
   
   ウイルスの侵入はまた、ACE2細胞質ドメインに依存するプロセスであるSARS-CoVによってアップレギュレートされるADAM17活性によって促進される。
   ADAM17プロテアーゼ活性のアップレギュレーションは、細胞表面からのACE2の損失を永続化させ、その結果、保護的なACE2/Ang 1-7/MAS受容体軸から疾患状態へのシフトとAng IIへの蓄積をもたらします。Ang IIはさらにADAM17活性をアップレギュレーターであるACE2をAT1受容体および下流のERK/p38 MAPキナーゼシグナル伝達経路を介して、SARS-CoV-2受容体結合の後遺症として排出するという特徴的な正のフィードバックループでアップレギュレーションする。
   
   さらに、ADAM17はまた、TNFα、IFN-γ、およびIL-4の膜結合前駆体の循環中への解放を仲介し、その代替的な名前である腫瘍壊死因子変換酵素(TACE)を生じさせた。
   
   これらのサイトカイン、すなわちIL-4およびIFN-γは、ACE2の細胞表面発現をダウンレギュレートし、ACE2のmRNAレベルを低下させ、SARS-CoV-2誘発の全身および組織の炎症からACE2を喪失させる別の経路を導く。
    肺損傷では、ACE2のダウンレギュレーションを介したRASの制御の低下は、AT1受容体遮断により減衰するAng IIの作用を介して、SARS-CoV感染症における血管透過性、肺水腫および損傷の重症度を増加させる。
    SARS に感染した患者の死後剖検例の心臓組織では、心筋線維が増加していることが明らかになった。





Coronavirus Disease 2019 (COVID-19) and Cardiovascular Disease

https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/CIRCULATIONAHA.120.046941


心筋障害は心バイオマーカーなど(hs-cTnや心電図、エコー所見など)により早期から認識されていた。hs-cTN 99パーセンタイル以上は、非生存 46% vs 生存 1%と極端な差がある。さらに、他のバイオマーカー(D-dimer、フェリチン、IL-6、LDH)の増加から、サイトカインストーム(でた!;訳者の独り言)や二次性heophagocytic lymphohistiocytosisが示唆される。


One potential mechanism is direct myocardial involvement mediated via ACE2. A murine model demonstrated pulmonary infection with SARS-CoV also precipitated an ACE2‐dependent myocardial infection.
Among humans, during the Toronto SARS outbreak,SARS-CoV viral RNA was detected in 35% of autopsied hearts. Other suggested mechanisms of COVID-19 related cardiac involvement include a cytokine storm, mediated by an imbalanced response among subtypes ofT helper cells, and hypoxia induced excessive intracellular calcium leading to cardiac myocyte apoptosis.
Role of angiotensin converting enzyme inhibitors (ACEi) and angiotensin receptor blockers (ARB)ACE2 is a homolog of ACE that converts angiotensin II to angiotensin 1-7 ,thereby diminishing vasoconstriction mediated by the renin angiotensin system.
The use of ACEi and ARB are common in cardiovascular disorders (HTN, coronary artery disease, congestive heart failure, and DM).
There are conflicting data from studies demonstrating whether these drugs increase or have minimal effect on ACE2 levels.
SARS-CoV-2 entry into cells is ACE2 dependent(Figure 4);however,ACE2 appears to be protective against acute lung injury.
 In a murine model, binding of the SARS-CoV spike protein to ACE2 caused ACE2 downregulation, leading to an increase in angiotensin II and ultimately increased pulmonary vascular permeability, inducing pulmonary edema, and reduced lung function.
However, treatment with recombinant ACE2 and losartan mitigated the degree of lung injury.On this basis losartan is being studied for potential mitigation of lung injury among both inpatients and outpatients withCOVID-19.
At this time nearly all major societies have recommended against adding or stopping ACEi, ARB,or other RAAS antagonists in this setting, unless done on clinical grounds independently of COVID-19, given the lack of evidence currently available on their potential benefit or harm.
;Google翻訳
潜在的なメカニズムの1つは、ACE2を介した直接的な心筋病変です。マウスモデルは、SARS-CoVによる肺感染もACE2依存性心筋感染を引き起こしたことを示しました。ヒトでは、トロントSARSの発生時に、SARS-CoVウイルスRNAが剖検心臓の35%で検出されました。COV-19に関連する他の心臓関与の示唆されるメカニズムには、Tヘルパー細胞のサブタイプ間の不均衡な応答によって媒介されるサイトカインストーム、および心筋細胞アポトーシスにつながる過剰な細胞内カルシウムが含まれます。 
アンギオテンシン変換酵素阻害剤(ACEi)およびアンギオテンシン受容体遮断薬(ARB)の役割としてのACEiおよびARBの使用は、一般的な心血管障害(HTN、冠動脈疾患、うっ血性心不全、およびDM)です。これらの薬物がACE2レベルに増加するか、最小限の影響しか与えないことを実証する研究から矛盾するデータがあります。細胞へのSARS-CoV-2の侵入はACE2依存的である(図4);しかし、ACE2は急性肺損傷に対して保護的であると思われる。マウスモデルでは、SARS-CoVスパイクタンパク質のACE2causedACE2ダウンレギュレーションへの結合により、アンジオテンシンIIが増加し、最終的に肺血管透過性が増加し、肺水腫が誘発され、肺機能が低下します。ただし、組換えACE2とロサルタンによる治療は肺損傷の程度を軽減しました。これに基づいて、ロサルタンは、COVID-19の入院患者と外来患者の両方における肺損傷の潜在的な緩和について研究されています。現時点で、ほとんどすべての主要な社会は、潜在的な利益または害に関して現在利用可能な証拠が不足しているため、この設定でACEi、ARB、または他のRAAS拮抗薬を追加または停止することを推奨しています。





Renin-Angiotensin System Blockers and the COVID-19 Pandemic
At Present There Is No Evidence to Abandon Renin-Angiotensin System Blockers
A.H. Jan Danser , et al.
published25 Mar  2020
https://doi.org/10.1161/HYPERTENSIONAHA.120.15082Hypertension.
https://www.ahajournals.org/doi/abs/10.1161/HYPERTENSIONAHA.120.15082

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス-2の伝播の間に、まだ出現しているデータのいくつかの報告は、完全な分析を必要としており、特定のグループの患者がCOVID-19のリスクにあることを示している。これには、高血圧、心臓病、糖尿病、および明らかに高齢者の患者が含まれる。これらの患者の多くは、レニナンジオテンシン系ブロッカーで治療されている。ACE2(アンジオテンシン変換酵素2)タンパク質は、コロナウイルスの細胞内への侵入を促進する受容体であるため、レニン・アンジオテンシン系遮断薬による治療は、重症で致死的な重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2感染症を発症するリスクを高める可能性があるという考え方が普及してきた。本論文では、この概念について論じている。ACE2の全長型は膜結合型の酵素であるが、短鎖型(可溶性)は血中に非常に低いレベルで循環している。モノカルボキシペプチダーゼとして、ACE2はアンジオテンシンIとIIを含むいくつかの基質の分解に寄与する。ACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害剤は、ACEとACE2は異なる酵素であるため、ACE2を阻害しないアンジオテンシンII型1受容体遮断薬は、実験動物においてACE2をアップレギュレートすることが示されているが、その証拠は常に一貫しておらず、多様なアンジオテンシンII型1受容体遮断薬や異なる器官の間で異なっている。さらに、ACE阻害薬またはアンジオテンシンII型1受容体拮抗薬の投与が、動物またはヒトのいずれにおいてもACE2発現を増加させることによってコロナウイルスの侵入を促進するという考えを支持するデータはない。実際、動物のデータは、ACE2発現の上昇が潜在的な肺および心血管系の保護効果をもたらすことを支持している。要約すると、現在利用可能なエビデンスに基づいて、レニン-アンジオテンシン系遮断薬による治療は、コロナウイルス感染の懸念から中止すべきではない。

Translated with www.DeepL.com/Translator (free version)


最近のSARS-CoV-2の報告で高血圧がどのように分類されたかは明らかになっていない1)が、実際の血圧測定ではなく、高血圧治療薬の使用に基づいているのではないかと推測するしかない。高血圧患者が重篤で致死的なSARS-CoV-2感染症にかかりやすいかどうかを真に検討するためには、高血圧患者と高血圧でない患者のコホートにおけるSARS-CoV-2感染症の発生率を、同様の曝露歴を持つ前向きコホート研究が必要である。その代わりに報告されているのは、SARS-CoV-2患者の高血圧歴とそうでない患者の高血圧歴であり、何の調整も行われていない(例えば年齢)。因果関係としてのRAS遮断薬の使用は、ここで議論されているように、エビデンスに欠ける仮定である。したがって、高血症、心不全、またはその他の内科的適応でACE阻害薬やARBを服用している患者は、医師や医療提供者から特に勧められない限り、現在の治療レジメンを中止すべきではないことを強く推奨する。さらに注意すべき点がある。薬の変更によって起こりうる高血圧症の血圧コントロールの不安定化は、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす可能性がありますが、これは明らかに仮定の話ではありません。降圧剤を単に中止することは強く推奨されず、世界中でRASブロッカーが広く使用されていることを考慮すると、選択肢に入れてはならない。特にアジア人は咳が出やすいようで、ARBの使用が望ましいかもしれません。




欧州からの・・・誤解招きそうな記載

Vulnerable groups: Data from Italy corroborate previously identified population groups at higher risk for having severe disease and death. These groups are elderly people above 70 years of age, and people with underlying conditions such as hypertension, diabetes, cardiovascular disease, chronic respiratory disease and cancer [8,18,20,56,57]. Men in these groups appear to be at a higher risk than females. Chronic obstructive pulmonary disease (COPD), cardiovascular diseases, and hypertension have been identified as strong predictors for ICU admission [20].
Higher ACE2 (angiotensin converting enzyme II) gene expression may be linked to higher susceptibility to SARSCoV-2. It has been shown that ACE2 expression in lung tissues increases with age, tobacco use and with some types of antihypertensive treatment. These observations might explain the vulnerability of older people, tobacco users/smokers and those with hypertension; they also highlight the importance of identifying smokers as a potential vulnerable group for COVID-19 [54,58-60]. 
https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/RRA-seventh-update-Outbreak-of-coronavirus-disease-COVID-19.pdf

こういう書き方すれば・・・そりゃ誤解も・・・

欧州も一応
Based on initial reports from China, and subsequent evidence that arterial hypertension may be associated with increased risk of mortality in hospitalized COVID-19 infected subjects, hypotheses have been put forward to suggest a potential adverse effects of angiotensin converting enzyme inhibitors (ACE-i) or Angiotensin Receptor Blockers (ARBs). It has been suggested, especially on social media sites, that these commonly used drugs may increase both the risk of infection and the severity of SARS-CoV2. The concern arises from the observation that, similar to the coronavirus causing SARS, the COVID-19 virus binds to a specific enzyme called ACE2 to infect cells, and ACE2 levels are increased following treatment with ACE-i and ARBs.
Because of the social media-related amplification(ネットによるゴミ情報増幅機能により), patients taking these drugs for their high blood pressure and their doctors have become increasingly concerned, and, in some cases, have stopped taking their ACE-I or ARB medications.
This speculation about the safety of ACE-i or ARB treatment in relation to COVID-19 does not have a sound scientific basis or evidence to support it. Indeed, there is evidence from studies in animals suggesting that these medications might be rather protective against serious lung complications in patients with COVID-19 infection, but to date there is no data in humans.
The Council on Hypertension of the European Society of Cardiology wish to highlight the lack of any evidence supporting harmful effect of ACE-I and ARB in the context of the pandemic COVID-19 outbreak.
https://theskepticalcardiologist.com/2020/03/14/coronavirus-and-ace-inhibitors-do-not-stop-taking-your-blood-pressure-medication/


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エナラプリルやラミプリルなどのアンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE-1阻害薬)やカンデサルタンやバルサルタンなどのアンジオテンシン受容体拮抗薬(通称:アンジオテンシン受容体拮抗薬またはARB)は、COVID-19と呼ばれる感染症の原因であるコロナウイルスSARS-CoV-2(別名:2019-nCoV)の予防および治療に価値があるのではないかと示唆されてきた。

しかし、有効性を示す試験的なエビデンスはまだなく、このような介入の使用による弊害の可能性や、潜在的な利益と弊害のバランスが個人間でどのように異なるのかについては、ほとんど注目されていませんでした。

現在(2020年3月21日現在)、WHOのウェブサイトであるICTRP(International Clinical Trials Registry Platform)には、中国で提案されている、または進行中の3つの関連試験が掲載されています。1つ目は、「2019-nCoV感染症で苦しんだときのACEI治療の有無による高血圧患者の臨床的特徴の違い」と題して2月12日に登録され、募集中とされている。他の2つは募集していない。"Recombinant human angiotensin-converting enzyme 2 (rhACE2) as a treatment for patients with COVID-19」(2月21日に登録されたが、clinicaltrials.govには撤回されたと記載されている)と「Clinical study for the effects of ACEIs/ARBs on the infection of novel coronavirus pneumonia (CoVID-19)」(3月2日に登録された)である。


<img src="https://www.cebm.net/wp-content/uploads/2020/03/ACE-2.png">

Coronaviruses are single-stranded RNA viruses, about 120 nanometers in diameter. Their resemblance to the sun with a corona, as seen during an eclipse, is due to so-called spike glycoproteins, or peplomers, on the surface, which enable coronaviruses to enter host cells. SARS-CoV-1 and SARS-CoV-2, which share about 80% structural identity, do this by harnessing the action of the angiotensin converting enzyme, ACE-2, which is expressed in the membranes of many cells in the body, including lung alveolar epithelial cells.
The spike glycoproteins have two subunits; one subunit, S1, binds to the receptors on the cell surface; the other subunit, S2, fuses with the cell membrane. 
A host transmembrane serine protease, TMPRSS2, promotes entry of SARS-Cov into cells by two separate mechanisms.:2つの独立したメカニズムで、細胞内へ侵入する
 After the S1 subunit of the spike binds to the ACE-2 enzyme on the cell membrane surface, TMPRSS2 activates the spike and cleaves ACE-2. :スパイクのS1サブユニットが細胞表面のACE-2酵素と結合した後、TMPRSS2がスパイクを活性化させ、ACE-2をぶった切る。
TMPRSS2 also acts on the S2 subunit of the spike glycoprotein, causing an irreversible conformational change, activating it, and facilitating fusion of the virus to the cell membrane. :TMPRSS2はまたスパイク糖鎖蛋白のS2サブユニットで作用し、不可逆的なcomformation変化をもたらし、活性化し、細胞表面へのウィルスのfusion促進する
フサン(serine protease inhibitor, camostat mesylat)は、TMPRSS2を阻害し、ウィルスの侵入を阻害する可能性がある


細胞膜におけるACE-2の活性を低下させることで、理論的にはSARS-CoV-2の細胞への侵入能力を低下させることが可能である。しかし、現在高血圧や心不全の治療に用いられているエナラプリルやラミプリルなどのACE-1阻害薬は、ACE-2を阻害しない。

ACE-1を阻害すると、循環アンジオテンシンIの濃度が上昇し、アンジオテンシンに変換される可能性がある。しかし、アンジオテンシン(1-9)からアンジオテンシン(1-7)への代謝は、ACE-1によって触媒され、ACE-1阻害剤の存在下では、どの程度までも進行しないであろう。

ACE-1の阻害によるアンジオテンシンIの増加量の存在は、ACE-2をアップレギュレーションする傾向があるかもしれない。実際、実験動物では、ACE-1阻害剤とARBの両方が心臓ACE-2の活性を増加させる。このようなアップレギュレーションが望ましいかどうかは明らかではない。 
アンジオテンシン(1-9)からの産生が減少しているにもかかわらず、ACE-2の作用下でアンジオテンシンIIからのアンジオテンシン(1-7)の産生が増加することは、COX-2合成の阻害によって部分的に媒介される抗炎症活性の増加、およびウイルスによって引き起こされる肺の損傷からのある程度の保護につながる可能性がある。しかし、アンジオテンシンII濃度はACE-1阻害薬によって低下するため、大きな効果は期待できない。いずれにしても、例えば、NSAIDやコルチコステロイドの投与による抗炎症活性の増加は、有益ではなく、ウイルス感染症では有害である可能性があり。 
実験動物において、ACE-2がイブプロフェンによってアップレギュレートされていることを一瞥しておく。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。



重症武漢(中国)肺炎:Covid-19へのロピナビル・リトナビル治療無効ということらしいが・・・

ロピナビル・リトナビル; “Lopinavir and ritonavir”投与 vs 非投与比較

こういうタイトルで紹介されることになる
No Benefit to HIV Medication for COVID-19 Infection
— Open-label trial found no difference in time to clinical improvement with lopinavir-ritonavir
by Molly Walker, Associate Editor, MedPage Today March 18, 2020
https://www.medpagetoday.com/infectiousdisease/covid19/85499
簡単に効果が無かったと・・・


原文では
臨床効果は、標準治療群に比べ1日のみ臨床症状改善の可能性ありという記載(mITT解析)もあるが、臨床的改善までの期間としては有意差無し

少なくとも劇的効果はないようだが、ちょっと含みがある



A Trial of Lopinavir–Ritonavir in Adults Hospitalized with Severe Covid-19
List of authors.
Bin Cao, et al.
March 18, 2020
DOI: 10.1056/NEJMoa2001282

ランダム化対照オープンラベルトライアル:急性呼吸器症状Covid-19・酸素飽和度94%以下(大気吸入下)あるいはPaO2/FiO2 300mg・Hg未満でSARS-CoV-2 感染確認入院成人患者

ランダム割り付け 1:1
  • lopinavir–ritonavir (400 mg と100 mg) 1日2回x14日間+標準ケア
vs
  • 標準ケアのみ
プライマリエンドポイント:臨床的改善までの期間(ランダム割り付け後から7つのカテゴリースケールのうち2つの改善まで、もしくは退院までのいずれか早いほうまでの期間)


199名の検査確認SARS-CoV-2感染をランダム化
lopinavir–ritonavir group 99
標準ケア群 100



【結果】
 lopinavir–ritonavir 治療は臨床的改善までの期間に関して標準ケアと差を有する相関性認めず  (臨床的改善ハザード比, 1.24; 95% 信頼区間 [CI], 0.90 to 1.72)



day 28の死亡率では、 lopinavir–ritonavir 群 19.2% vs 25.0% ; 差 , -5.8% , 95% CI, -17.3 - 5.7)

いろんな時点でのウィルスRNA検出患者比率も同様

修正ITT解析にて、 lopinavir–ritonavirは、標準ケアより1日のみ臨床的改善日数短い  (ハザード比, 1.39; 95% CI, 1.00 to 1.91)

胃腸症状副作用が多いが、重篤な副事象イベントは標準ケア群で多かった


Lopinavir–ritonavir治療は副作用で13例(13.8%)で早期終了




プライマリエンドポイントはこれでよいのか?

序文から
2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)の出現後、承認された薬物のスクリーニングにより、SARSを引き起こすウイルスであるSARS-CoVに対するin vitroでの阻害活性があるとして、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)1型アスパラギン酸プロテアーゼ阻害剤であるロピナビルが同定され、リトナビルはロピナビルとの組み合わせcytochrome P450の阻害作用で半減期延長する。2004年のオープン・ラベル研究(Chu CMCheng VCHung IF, et al. Role of lopinavir/ritonavir in the treatment of SARS: initial virological and clinical findings. Thorax 2004;59:252-256.)で、病歴対照群との比較でリバビリン投与群比較ではリトナビル+ロピナビル追加で臨床的アウトカム(ARDSもしくは死亡)、ウィルス負荷量比較でのリスク軽減あり
ただ、ステロイドやリバビリン投与にて純粋な効果判断困難であった




ところで、 Favipiravir(アビガン)治験成功の報告って信じられますか?

https://www.theguardian.com/world/2020/mar/18/japanese-flu-drug-clearly-effective-in-treating-coronavirus-says-china

In Shenzhen city in China, a clinical trial involving 80 participants demonstrated better chest improvement in those treated with Favipiravir, noted Zhang.
Also, patients treated with the drug tested negative for the genomic trace of the virus in lesser time, compared to those not administered with the drug.
The drug was able to shorten the recovery time from 11 days to four days for mild and regular cases.
Another trial in Wuhan showed that the drug shortened fever duration from an average of 4.2 days to 2.5 days.
Zhang said that Favipiravir has been effective, without any obvious side-effects, in helping coronavirus patients recover.
Fujifilm had no comment on the Chinese government’s announcement.



2020年3月17日火曜日

耳鳴り

耳鳴りってやっかいな病態で、なかなか紹介先も見当たらない
内耳障害や中枢神経障害疑われる場合は、積極的に紹介するが・・・


JAMAに、直近のトライアルと治療についての記載があったのでメモ




Tinnitus
Jay F. Piccirillo, et al.
JAMA. Published online March 16, 2020. doi:10.1001/jama.2020.0697
March 16, 2020
https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2763317


Tinnitus Retraining TherapyTrial
151名の義務中或いは引退軍隊者を3群分け
 (1) tinnitus-specific educational counseling and low-level broadband sound therapy delivered with ear-level sound generators,:耳鳴りに特化した教育カウンセリングおよび耳レベルの音響発生器で提供される低レベルの広帯域音響療法
 (2) tinnitus-specific educational counseling and placebosound generators:耳鳴り特有の教育カウンセリングとプラセボサウンドジェネレータ
 (3) standard care, described as a patient-centered counseling protocol that aligned with current military careand recommended practice.;標準的なケア。現在の軍事的ケアと推奨される実践に沿った、患者中心のカウンセリングプロトコル





耳鳴は「auditory perception in the absence of an auditory stimulus. 」 聴覚刺激が無いのに聴覚知覚すること
音響外傷(例えば、大きな音への暴露)、慢性難聴、感情的なストレス、または自然発生に関連している可能性があり、知覚された聴覚刺激に対する精神病理学的反応は、多くの耳鳴り患者の苦痛と障害の大きな原因となる。成人100名中約10名の経験があると国民調査。職業上の騒音にさらされている労働者の中で、耳鳴りの有病率は100名あたり15。耳鳴りの患者の多くは、聴覚が睡眠、集中力、および日々の機能に必要な認知機能を損なう。約450万人の米軍退役軍人のうち、42%が耳鳴りに対する補償を受け、一般的な軍隊関連障害となり、耳鳴による補償の方が聴覚障害補償より約60%多い。
耳鳴新規診断患者の評価は、1)誘因イベント、例えば 急性音響性外傷など、2)耳鳴りの種類(拍動性:pulsative かどうか?)、3)他の聴覚学的異常(例えば、片側性感音性聴覚障害など)と関連するか。頭頸部の身体所見、神経学的所見、audiogramが推奨される。
拍動性耳鳴り(頭蓋内圧亢進、硬膜動静脈瘻、他の血管疾患)、身体所見(耳または中耳腔の腫れ)、または異常なaudiogram(片側性感覚神経障害)が評価として特に行われるべきで、ガドリニウム側頭骨のMRIなど付加的検査が構造的障害・血管障害除外のため必要。耳鳴りの原因の一般的仮説は、"top-down or bottom-up auditory attention theory)で、
tinnitus’s auditory perception stems from lost sensory input from the cochlea to the auditory thalamus (bottom-up generation) and/or reorganization of key neural networks responsible for attention, emotion, and audition (top-down modifiers):蝸牛から聴覚視床への感覚インプットの喪失に起因する(ボトムアップ生成)から、and/or 注意、感情、聴覚からの鍵となる神経ネットワークの再構成からの聴覚知覚に起因する
神経画像研究から、やっかいな耳鳴り、attention (dorsal and ventral)、default mode、limbic、 auditory、 somatosensory及びvisual brain networkに関係するmultiple neural systemが同定され、このoverreaching理論は症候性耳鳴りの生物学的基盤の不均一性を示すのかもしれない。
ということで、個々患者で異なるネットワーク異常が存在するのかもしれない。

precision medicineとして
まず、特定の耳鳴り治療にどの患者が反応するかを予測すること
2番目に、患者を特定の有望な治療のセットに一致させることを優先する

Tinnitus retraining therapy (TRT) へ30年間以上使用され、神経生理学モデルで構築されたもので患者の耳鳴りとその障害レベルの発達における聴覚および非聴覚(すなわち、辺縁系および自律神経機構)プロセスの両方の寄与を認識する最初のモデルの1つ。TRTには、特定のプロトコルを使用する聴覚専門医が提供する教育カウンセリングと音響療法による耳鳴り信号への順応の誘導と促進が含まれる。

全群enriched sound environment 使用奨励
3群間で臨床的意義差を認めない

標準的カウンセリング以上の効果は認めず

認知行動療法(CBT)、受容とコミットメント療法(ACT)、およびマインドフルネスに基づくストレス軽減(MBSR)を含む音響療法の使用に依存しない行動療法について報告された有効性の証拠と対照的であった。
CBTのみがその使用を支持する強力なエビデンスを有する

CBTのうち、Beukesらの報告 (Bukes EW, Andersson G, Allen PM,Manchaiah V, Baguley DM. Effectiveness of guidedinternet-based cognitive behavioral therapy vsface-to-face clinical care for treatment of tinnitus:a randomized clinical trial.JAMA Otolaryngol HeadNeck Surg. 2018;144(12):1126-1133. doi:10.1001/jamaoto.2018.2238)だとACTとMBSR両方の要素が含まれることが重要とのこと

ただ、患者間の臨床上の不一致、不均一性、病因と病態継続の不均一性が広く認識され、一部患者には不安と耳鳴り両者と関連する認知症状(eg. distraction)が不安と耳鳴りに関連する場合がある。

自然環境での患者の耳鳴り経験の強化的長軸的サンプリングを含むecological momentary assessment (EMA)という方法で、 EMAの使用により、耳鳴りに対する反応の変化を頻繁に経験する耳鳴りの患者に対して、耳鳴りのグループと個々のプロファイルの両方の開発が容易になり、日常生活のストレスについて、より正確で動的な測定が、通常使用される予測子(人口統計など)よりも有用になることが期待される。







2020年3月16日月曜日

アルコール離脱症候群が高度ほど、アルコール依存治療としてのガバペンチン有効

ガバペンチンはユニークな作用で、急性アルコール離脱症状、アルコール症解毒後短期的再発予防効果を認める。

アルコール離脱症候群が高度ほど、アルコール依存治療としてのガバペンチン有効という福音?


2014年11月から2018年6月実施の二重盲検無作為臨床試験にてアルコール離脱症候群成人のアルコール依存症(AUD)の治療におけるガバペンチンの有効性研究
16週間の治療期間でアカデミック外来でのスクリーニングおよび治療を受けた被験者

AUDのためのDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders (Fifth Edition) criteriaの基準を満たしAUD介入をせず、3日間の禁酒直後のアルコール離脱クライテリアを満たす96名をランダム化


ガバペンチン対プラシーボは、完全な禁酒と飲酒数減少例数著しい増加あり

治療前のアルコール離脱症状程度の高い場合は、この効果を最も顕著

プラシーボ群の参加者の1%と比較して、ガバペンチンでアルコール離脱症状が高い参加者の41%で禁酒。アルコール使用障害の場合の禁酒例増加し、飲酒を減らすガバペンチンの有効性が裏付けられた。






ガバペンチンはユニークな薬理学的特性、voltage-sensitiveなカルシウムチャンネル(α2δ−1部位)への結合し機能発現し、receptor trafficking(https://www.pnas.org/content/105/9/3628)にも影響を与える

We now show that Gabapentin (GBP)  is an inhibitor of VGCC(Voltage-gated Ca2+channels ) trafficking, rather than a direct inhibitor of calcium currents, and thus exerts its inhibitory effects primarily on intracellular α2δ subunits. We have shown that α2δ subunits have their main effect on VGCC trafficking, and that the von Willebrand factor-A (VWA) domain is key to this process. It is notable that GBP binds to the two α2δ subunits that have VWA domains with perfect metal-ion adhesion site (MIDAS) motifs . It has been postulated that all such VWA domains undergo a conformational change on binding the protein ligand of this domain , and one might speculate that gabapentinoid drugs could interfere with this function of the VWA domain. The reduction in cell-surface expression of α2δ-2 and CaV2.1 in the presence of GBP and the reduced colocalization of R282A-α2δ-2 with CaV2.2 provides supporting evidence for this hypothesis.


file:///Users/yoichimakise/Downloads/HirosakiMedJ_66(2-4)_105.pdf











Efficacy of Gabapentin for the Treatment of Alcohol Use Disorder in Patients With Alcohol Withdrawal Symptoms
A Randomized Clinical Trial
Raymond F. Anton, et al.
JAMA Intern Med. Published online March 9, 2020. doi:10.1001/jamainternmed.2020.0249
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/article-abstract/2762700

ガバペンチン 1200mg/d経口 vs プラシーボ

96名のランダム化個人のうち、90例評価可能(ガバペンチン群 44 vs プラシーボ群 46) 平均(SD)年齢 49.6(10.1)歳、男性 69名(77%)、白人 85(94%)

評価可能被験者はベースラインでの重度飲酒(女性 4ドリンク数/日、男性 5ドリンク数/日以上)日数 83%でDSM(第5版)からのアルコール離脱症候群クライテリア4.5に一致


重度飲酒日数無しはプラシーボ群に比較してガバペンチン治療では症例数多く( 12/44 [27%] vs プラシーボ 4/46 [9%] ; 差 18.6% (95% CI, 3.1-34.1; P = .02; number needed to treat [NNT], 5.4)、トータルな禁酒も多い ( 8/44 [18%] vs プラシーボ 2/46 [4%], 差 13.8%  (95% CI, 1.0-26.7; P = .04; NNT, 6.2)





研究前の高度アルコール離脱症候群ではガバペンチンの効果、すなわち、重度飲酒日数無し (P < .02; NNT, 3.1)やトータルの禁酒 (P = .003; NNT, 2.7) はいずれも高率であるが、アルコール離脱症候群低度では、有意差認めず


これら知見は他の飲酒変数でも同様で、ガバペンチンはアルコール離脱症候群高度でのみより多くの有効性をしめす

ガバペンチンではふらつきに注意必要だがこれによる有効性への影響は与えず








2020年3月14日土曜日

新型コロナウィルス感染症COVID-19:ARDS発症患者においてはメチルプレドニゾロン有効である可能性

ARDS発症リスクは免疫活性状態と合致する要素であり、高齢ではARDS発症と死亡と相関し、おそらく、十分な免疫状態に無い場合に関連するかも


体温に関わる一見矛盾した知見(高体温とARDS発症の正相関性、高体温と死亡に関する負の相関性)がある・・・この知見の暴走が起きないことを願う(あほが多いテレビ番組出演者が変な解釈しないことを願う)


Risk Factors Associated With Acute Respiratory Distress Syndrome and Death in Patients With Coronavirus Disease 2019 Pneumonia in Wuhan, China
Chaomin Wu, et al.
JAMA Intern Med. Published online March 13, 2020. doi:10.1001/jamainternmed.2020.0994
March 13, 2020
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2763184







デザイン・セッティング・被験者:後顧的 武漢Jinyintan病院(中国メインランド)入院 2019年12月25日〜2020年1月26日入院、フォローアップ2020年2月13日まで

暴露:COVID-19肺炎確認

主要アウトカムと測定項目:ARDSと死亡発症
疫学的、住民統計的、臨床的、検査上、管理、治療上、アウトカムデータを収集し解析


結果:患者 201名、年齢中央値 51歳(IQR, 43-60 歳)、男性 128(63.7%)名
ARDS発症 84名(41.8%)、84名の患者のうち44名死亡(52.4%)
ARDS発症中では、非発症に比べ
呼吸困難訴え  (50 / 84 [59.5%] vs 30/117 [25.6%]  [差, 33.9%; 95% CI, 19.7%-48.1%])
併存症(高血圧  (23/84 [27.4%]  vs 16 of 117 [13.7%]  [差, 13.7%; 95% CI, 1.3%-26.1%])、糖尿病 (16/84 [19.0%] vs 6/117 [5.1%]  [difference, 13.9%; 95% CI, 3.6%-24.2%])

2変量Cox回帰分析にて、ARDS発症との関連リスク要素およびARDSから死に至るリスク要素

  • 高齢 (ハザード比 [HR], 各々、3.26; 95% CI 2.08-5.11;  HR, 6.17; 95% CI, 3.26-11.67)
  • 白血球増多(HR, 1.14; 95% CI, 1.09-1.19; HR, 1.08; 95% CI, 1.01-1.17)
  • 臓器障害・凝固障害

eg,
  • LDH高値 [HR, 1.61; 95% CI, 1.44-1.79;  HR, 1.30; 95% CI, 1.11-1.52] )
  • D-dimer高値[HR, 1.03; 95% CI, 1.01-1.04; HR, 1.02; 95% CI, 1.01-1.04])

高熱(摂氏39度以上)ARDS発症尤度高値と関連 (HR, 1.77; 95% CI, 1.11-2.84) し、死亡尤度低値と関連する (HR, 0.41; 95% CI, 0.21-0.82)("High fever was associated with higher likelihood of ARDS development and lower likelihood of death."の訳だから間違えてないよね・・・!

ARDS患者において、メチルプレドニゾロン治療は死亡リスクを減少する (HR, 0.38; 95% CI, 0.20-0.72)




当初、ステロイド有効性確認できない・・・から、シクレソニドなどの情報含め、変化しているようだ
ただ、メチルプレドニゾロンそのものが免疫抑制効果なので諸刃の剣ということには注意が必要

ただ、後顧的検討なので、寄与要素補正十分かどうかが問題になるだろう







熱に関して・・・

死亡vs生存のD-dimerの差は、ARDSとnon-ARDSの差より大きいのは、DICが患者の一部予後に相当影響を与えている可能性がある。体温が高いことはARDS発症と正の相関あるが、死亡とは負の相関で、Schell-Chapleらの報告とも一致してこの報告だけの奇異のものではなさそう

Moreover, the difference in median D-dimer between the death and survival groups was larger than that between the ARDS and non-ARDS groups, which suggests that disseminated intravascular coagulation was on the pathway to death in some patients. Interestingly, although high fever was positively associated with development of ARDS, it was negatively related to death, which is consistent with results noted in a study by Schell-Chaple et al. 
だが、体温の群間差は非常に小さく、入院前の自己報告で、高体温に関するデータは解釈上注意が必要
However, the differences in patient temperature between the groups were very small and self-reported before hospital admission, thus the data regarding high fever should be cautiously interpreted.

2020年3月13日金曜日

ARDSの酸素投与方針:LOCO2トライアル:保守的“ぎりぎり酸素投”目標は必ずしも真ならず むしろリスキーかも

LOCO2 trial


Liberal or Conservative Oxygen Therapy for Acute Respiratory Distress Syndrome
Loic Barrot, et al., for the LOCO2 Investigators and REVA Research Network
DOI: 10.1056/NEJMoa1916431


  • 保守的酸素療法:conservative oxygen therapy (ターゲットPaO2 55-70 mm Hg;パルスオキシメトリによる酸素飽和度 88-92%)
or 
  • リベラルな酸素療法:liberal oxygen therapy (ターゲットPaO2 90 to 105 mm Hg; Spo2,  96%以上) 
7日間


プライマリアウトカム: 28日目の総死亡

登録205名後、トライアルはデータ及び安全性モニタリング委員会により安全性懸念及びプライマリアウトカムにおいて2群間の有意な差の尤度低いため早期中断

参入クライテリア合致しない4名除外


day 28にて 死亡数 保守的酸素群 34/99 (34.3%) vs リベラル酸素群 27/102(26.5%) (差, 7.8 パーセントポイント; 95% 信頼区間 [CI], −4.8 to 20.6)

day 90にて 各々  44.4% vs 30.4%  (差, 14.0 %; 95% CI, 0.7 to 27.2)


保守的酸素群では5名の腸間膜虚血




副次項目としての90日死亡率は、“保守的な目標で大幅に改善された(44.4%対30.4%)

酸素による組織障害やdiffuse alveolar damageなど念頭に浮かぶとどうしても酸素投与目標ギリギリを狙いたくなる・・・ 「サーチ・サーチと騒ぐアホどもは別次元の存在」



2020年3月12日木曜日

孫正義によって誤ってコロナ感染症とされる人数:検査数x(1-有病率)x(1-特異度) ・・・だっけ?

孫正義による“感染症でないのに感染症とされる人数”計算


https://docs.google.com/spreadsheets/d/1QreLid7PGlC8nfQX2qafNVbwwh3NM-DCe3cULOwS7Mc/edit?usp=sharing

まぁ、孫正義が配るキット数がすべて1人ずつ配られるとすると・・・


孫正義によって誤って感染症とされる人数
= 検査数x(1-有病率)x(1-特異度)だと思うのだが・・・間違いならご指摘を




例えば、特異度 0.8 、有病率 0.001とすると、孫正義による誤判断陽性例は199,800名

この方たちは無駄な受診と医療ソース、社会的コスト、本人のメンタル的損失など多岐にわたる損失を被ることとなる・・・ソフトバンクもしくは孫正義自身が全部責任とってね


https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1240356.html

撤回した? ホントの意味 わかってないような撤回コメントだけど・・・

「評判悪いから、やめようかなあ」)って、経済学でも用いられるはずの「功利、有用性、英: utility」分かってないだろ)






Covid-19: 2019 Novel Coronavirus
https://kaigyoi.blogspot.com/2020/01/2019-novel-coronavirus-2019-ncov.html

HPVワクチンをめぐる日本の"失われた8年"と、私たちが検証すべきこと

「子宮頸がんワクチン」という呼び方に、以前から違和感があります。 HPVワクチンが子宮頸がん予防に重要であることは間違いありません。日本では女子への定期接種として導入され、子宮頸がん予防を中心に説明されてきたため、この名称が広まった経緯も理解できます。 しかし、このワクチンが...