2012年2月22日水曜日

非celiacグルテン過敏症はNocebo効果によるもの?


Nonceliac Gluten Sensitivity: Sense or Sensibility?
Ann Int Med. Feb. 21, 2012 vol. 156 no. 4 309-311


celiac sprue:セリアック病は、”非熱帯スプルー、グルテン性腸症、またはセリアックスプルーとも呼ばれ、小麦や大麦、オーツ(カラス麦)に含まれるタンパク質のグルテン に対する遺伝性の不耐症であり、小腸内膜に特徴的な変化を起こし、吸収不良を起こす。放置しておくと腸癌などの重い合併症につながる。 人種によって頻度が異なり、セリアック病は白人に多く、有色人種(黒人、黄色人種)で少ないとされていたが、成人は複合疾患が多く正確な鑑別診断がなされていないケースが多い。”




この病気ではない非celiacグルテン過敏症という病態、それは、腸や腸以外の症状を有し、グルテン摂取を中断すると症状が消失し、小腸粘膜正常で、血中のantitransglutaminase もantiendomysial antibody testingも正常な疾患。


この概念は現在議論上にあるところであるが、非celiacグルテン過敏症の存在は、celiac病のそれより数倍存在すると仮定されている。 

食物過敏症がありceliac病ではない人たちの中に、グルテンを不要に避ける人たちがいる。
非celiacグルテン過敏症 は、過敏と過剰認識し、Nocebo effectを、グルテン食、小麦食に起こしている場合がある。
Nocebo effect は、薬物服用時に起きるnegativeな影響をもたらすプラシーボ効果で、薬物に対する作用と無関係なはずの副作用を訴えることである。このNocebo effectが関連しているのではないかというWebMDの筆者からのコメント記事

明確な定義がなく、落とし穴に陥っている状況であり、様々な原因と関連しているのかもしれず、異なるメカニズムが関与しているのかもしれない。

非celiacグルテン過敏症は病因的にheterogenousな症候群であり、マネージメントオプションは、病態生理次第。

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