米国FDA50歳以上でPrevnar13認可:日本でやられてる肺炎球菌ワクチンはインチキです 2011年 11月 17日
上記報告の延長とも考えられるが、、PCV13(Prevnar 13)とPPSV23(ニューモバックス)に関するモデル化したコスト効果解析
Smith らは、侵襲性肺炎球菌感染症予防のための6つのワクチン戦略に関するcost-effectiveness decision modelingを検討。
戦略として、PCV13 と PPSV23 の 比較
Cost-effectiveness of Adult Vaccination Strategies Using Pneumococcal Conjugate Vaccine Compared With Pneumococcal Polysaccharide Vaccine
JAMA. 2012;307(8):804-812. doi: 10.1001/jama.2012.169
PCV13ワクチンの方が、PPSV23ワクチンより良好だが、非細菌性肺炎球菌肺炎や肺炎球菌血清型分布に基づく小児PCV13からの間接的影響の可能性にsensitiveな状況。
シミュレーションは米国50歳の仮説的コホート
主要アウトカム測定は、肺炎球菌疾患症例予防とQALYあたりのコスト増加
PCV13投与を、現行推奨(65歳以上ワクチン、以下の場合は合併症の存在時推奨)のPPSV23の代用として投与した場合、ワクチン非接種と比較した場合コスト $28900/QALYで、現行推奨のPPSV23よりコスト効果的
50歳・65歳時ルーチンPCV13では現行推奨代用PCV13に比べ、$45100/QALY
50歳・65歳時PCV13に、75歳時PPSV23追加で 0.00002 QALYs増加、コストは $496000 /QALY gained
sensitivity analysisや代替シナリオでも変わりがたく、例外は非細菌性肺炎球菌感染に対するPCV13の効果低下、子供のワクチンの間接的影響がモデル化されたときである。これらのケースではPPSV23がより好ましいことになる。
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