横断的現象を示した研究であり、介入研究というわけではない。
可能性として、がん患者において、不飽和脂肪酸ω3が、“炎症→疲労感”と関連する可能性を示した報告。
Fatigue, Inflammation, and ω-3 and ω-6 Fatty Acid Intake Among Breast Cancer Survivors
Published online before print March 12, 2012, doi: 10.1200/JCO.2011.36.4109
JCO March 12, 2012 JCO.2011.36.4109
がん生存者の疲労は一部に炎症から生じているという可能性がある。一方、不飽和脂肪酸のうち、ω3摂取にて、炎症を抑える作用を認める。なら、疲労、炎症、ω3/ω6PUFA(不飽和脂肪酸)を乳がん患者生存者で検討
Health, Eating, Activity, and Lifestyle Study
633名(平均 56歳、 stage I-IIIA)
行動疲労スケール(P=.003)、感覚疲労スケール(P=.001)は、CRP3分位増加毎増加
相関は、薬品・合併症にて減衰
CRP高値生存者は、補正後1.18倍の疲労(P<.05)
PUFA ω6/ω3比率高値は、CRPと相関(P=.01 補正後)、疲労オッズ増加と相関 (オッズ比, 2.6 for the highest vs lowest intake; P< .05)
0 件のコメント:
コメントを投稿