症状発症日、すなわち、day1(<24時間)の感度とくに悪い。感度 62.3%特異度 98.2%
“市井でひろまってる6時間以上たてばなんとか偽陰性が少ない”というのに比較しても、まだまだ時間経過が必要ということになる。
成人(対 子ども)、インフルエンザB(対 インフルエンザA)では、感度が低く、見逃しが多い。
Review: Accuracy of Rapid Influenza Diagnostic Tests
A Meta-analysis
Caroline Chartrand, et. al.
Ann Int Med. February 21, 2012, 156 (4)
159研究(26のrapid influenza diagnostic tests (RIDTs):迅速インフルエンザ検査評価、35%はH1N1パンデミック中施行)
pooled 感度・特異度は、それぞれ、 62.3% (95% CI, 57.9% ~ 66.6%)、98.2% (CI, 97.5% ~ 98.7%)。
陽性、陰性尤度は、 34.5 (CI, 23.8 ~ 45.2) と、0.38 (CI, 0.34 ~ 0.43)
感 度推定にばらつき大きく、成人での低感度 (53.9% [CI, 47.9% ~ 59.8%])、小児のやや高感度 (66.6% [CI, 61.6% to 71.7%])と、インフルエンザAに対する高感度 (64.6% [CI, 59.0% ~ 70.1%)とインフルエンザBの低感度 (52.2% [CI, 45.0% ~ 59.3%)といったものから影響を受けている。
検査正確性における症状期間の影響
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