2012年4月10日火曜日

スタチンで変形性膝関節症発症抑制?

スタチンで変形性膝関節発症50%抑制、股関節には影響認めず
 

Clinical and epidemiological research
Extended report
Statin use is associated with reduced incidence and progression of knee osteoarthritis in the Rotterdam study
Ann Rheum Dis 2012;71:642-647 doi:10.1136/annrheumdis-2011-200092 


あくまで、コホート研究

55歳以上の、前向き住民ベースコホート研究
膝・股関節X線、平均6.5年。 Kellgren and Lawrence score比較
ベースライン共役要素データ収集、フォローアップ期間中のスタチン情報はコンピュータ化薬局データベース。
包括的な変形性関節症発症率を比較。多変量解析モデルにて、共役要素補正後、一般化推定式を用い、OR、95%CIを計算


膝・股関節の変形性関節症包括発症率は、6.9%、4.7%

変形性膝関節症包括発症補正ORは0.43(95% CI 0.25-0.77、P=0.01)

スタチン使用は変形性膝関節症発症とは相関せず


 

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