2012年4月2日月曜日

ICU 集中治療医 :シフトワーク体制 vs 自宅オンコール体制


ICUにおいて、集中治療医がでAround-the-clock存在することがアウトカムを最適にするため必要と推奨されているが、関係者に如何に影響を与えるかの検討は不十分である。



交叉パイロットトライアルで2つの集中治療医モデルを用い32週間検討

・標準モデル:  1人の集中治療医が7日間自宅からのコール対応
・シフトワークモデル: 7日シフトで働き、他の集中治療医が夜間ICUに待機


Twenty-four–Hour Intensivist Presence
A Pilot Study of Effects on Intensive Care Unit Patients, Families, Doctors, and Nurses
Am. J. Respir. Crit. Care Med. April 1, 2012 vol. 185 no. 7 738-743 



アウトカム評価 0-100点評価

・ 24 i集中治療医 (primary outcome: burnout);
・ 119 家族 (satisfaction)
・ 74 看護師 (satisfaction with collaboration and communications, role conflict)
・ 34 施設スタッフ (autonomy, supervision, and learning opportunities).

501名の患者アウトカム(死亡率、滞在期間、リソース消費)

シフトワークの集中治療医はバーンアウト少ない (−6.9 points; P= 0.04).

補正入院死亡率   (odds ratio, 1.22;P= 0.44)、ICU 滞在期間 (−6 h;P=0.46)、家族満足度 (0.9 points;  P=0.79)に関して、staffing model間に差は認めない


看護師の報告では、シフトワークにより、スタッフナースとの役割のぶつかり多い (9 points; P<0.001)
夜間スタッフの報告では、 autonomy減少、supervisionが増加、学習機会減少と報告。


結果は、患者・家族への影響は少ない。

シフトワークにすることで、集中治療医バーンアウト少なくなることは確か。

集中治療表する診療科目で、1人科長経験した医師なら分かると思う。オンコール体制ってのは、医者だけに負荷をかけるシステムであり、持続可能なシステムではない。
(一部、変人や特異的体質の医師以外は・・・)

ただ、シフトワークにより、看護師などとの関連に変化が見られる。

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