ACPの批判に対してどう答えるつもりなのだろう?
個別の体型データを無視した、血中Cr、性別、年齢(、人種)による推定糸球体濾過率によるCKD
推定式として、CKD-EPI と MDRD とのの比較
4 variable MDRD CKD EPI Equation (with SI Units)
using standardized serum creatinine, age, race, gender
http://mdrd.com/
Comparison of Risk Prediction Using the CKD-EPI Equation and the MDRD Study Equation for Estimated Glomerular Filtration Rate
Kunihiro Matsushita, et. al.
Chronic Kidney Disease Prognosis Consortium
JAMA. 2012;307(18):1941-1951.doi:10.1001/jama.2012.3954
同じ変数を使いながら、Chronic Kidney Disease Epidemiology Collaboration (CKD-EPI) equation の方が、Modification of Diet in Renal Disease (MDRD) Study equationより正確で、特にGFR高値の場合に正確性が高い。しかし、様々な状況下でのリスク関与のエビデンス明確でない。
CKD-EPI推定とMDRD study equation推定によるリスク推定評価。
25の一般住民コホートからの110万人の18歳以上のデータのメタアナリシス
940万人年フォローアップ中、全原因死亡 (40コホート;84 482 死亡)、心血管死亡 (28コホート 22 176イベント)、end-stage renal disease (ESRD) (21コホート 7644 イベント)
コホート横断的な平均フォローアップ期間中央値は7.4年(中間四分位 4.2-10.5年)
推定GFRを、2つの推定式とも、6つに分ける (≥90, 60-89, 45-59, 30-44, 15-29, and <15 mL/min/1.73 m2) b
MDRD study推定式に比べ、CKD-EPI推定式により、一般住民コホートの24.4%でより高く、0.6%がより低く、eGFRカテゴリーに分類された。そして、CKD stage 3-5 (estimated GFR <60 mL/min/1.73 m2)は8.7%から6.3%へ減少
MDRD study 推定式45-59 mL/min/1.73 m2の被験者において、CKD-EPI推定式で347.7%が60-89へ再分類され、対象アウトカムの頻度低下 (1000人年あたり比較 全死亡率 9.9 vs 34.5、 心血管死亡率 2.7 vs 13.0、 ESRD 0.5 vs 0.8)
補正ハザード比はそれぞれ 全死亡率 0.80 (95% CI, 0.74-0.86)、心血管死亡率 0.73 (95% CI, 0.65-0.82)、ESRD 0.49 (95% CI, 0.27-0.88)
他の推定GFRカテゴリーでも同様。
推定GFRカテゴリーに基づくネット再分類は有意にすべてのアウトカムに対しpositive (range, 0.06-0.13; all P < .001)
再分類による改善は、年齢(65歳未満、65歳以上)、性、人種/民族(白人、アジア人、黒人)、糖尿病・高血圧の有無のサブグループでpositive
高リスク・CKDコホートの結果は一般住民コホートと概ね一致。
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