2012年6月15日金曜日

心理的ストレス受けやすさ:女性、若年、低所得、低教育レベル ;男は金・財産喪失と関連



米国内調査なので、日本でも、あるいは国際的に一般化できるかどうか?

何れも、Perceived Stress Scale (PSS)を用いた調査
参照:http://www.ncsu.edu/assessment/resources/perceived_stress_scale.pdf


Who's Stressed? Distributions of Psychological Stress in the United States in Probability Samples from 1983, 2006, and 2009
Journal of Applied Social Psychology Volume 42, Issue 6, pages 1320–1334, June 2012

心理的ストレスを国内調査、1963、2006、2009年3回。

3回調査とも 女性は男性よりストレス高く、年齢、教育、収入減少と共に増加。

無職ではストレス高く、定年ではストレス低い。

すべてが、独立しており、人種/民族とも独立。

マイノリティーは一般に白人よりストレスが多く報告されているが、これらの違いは他の住民統計データ補正時有意差を失う。

ストレスは、2008-2009年経済的な落ち込みのときにはさほど増加しなかった。中年、大学卒業フルタイム雇用白人男性は増加。

これらのデータは、ストレス関連健康リスクは、女性、若年、低社会経済階層に多く、男性では、収入・財産喪失が主な原因となる。





マスメディア報道例: http://www.usatoday.com/news/health/story/2012-06-13/stress-increase-over-time/55587296/1

ストレス調査によると、1983年から2009年で、女性で18%、男性で14%増加。
女性、低所得者、低教育水準ほどストレス多く、年齢層が上がるほどストレス低下する、たとえば20代より30代、30代より40代でストレス低下する。



0 件のコメント:

コメントを投稿

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note