閉経後女性骨折予防防止のためのカルシウム・ビタミンDサプリメント使用しないよう推奨へ・・・ 2012年6月13日水曜日
糖代謝異常・糖尿病発症予防に対して効果認めなかったという報告。
Vitamin D status, incident diabetes and prospective changes in glucose metabolism in older subjects: The Hoorn study
S. Pilz, K. et. al.
Nutrition, Metabolism & Cardiovascular Diseases, 06/14/2012
http://www.nmcd-journal.com/article/PIIS0939475312000932/abstract?rss=yes
ビタミンD欠乏は糖代謝・2型糖尿病、特に高齢者では関連してるかもしれないということで、ベースラインの25-OH-D値が前向きに糖代謝異常・糖尿病発症と関連するか検討。
351名の被験者(女性 51%;67.9± 5.7歳)
ベースラインの25(OH)D値は、 56.7±18.8nmol/L で、フォローアップ 7.5±0.5 年間。
280のベースラインでの糖尿病なし被験者で、45例の糖尿病発症。
25(OH)Dと、フォローアップ時の空腹時、ぶどう糖負荷2時間後血糖と相関認めず。
年齢、性別、ベースラインのHbA1c解析にて、25(OH)DとフォローアップHbA1c値の有意相関 (beta coefficient=−0.085, p=0.085)、しかし、これはBMI補正で減衰 (beta coefficient=−0.079, p=0.064)。
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