当たり前だけど、カロリーゼロの飲料をとればやせると勘違いしている人がいる。実際、CMなどで、それを助長している。
ADA, AHA look at use of artificial sweeteners
http://www.smartbrief.com/news/fmi/storyDetails.jsp
アメリカ糖尿病学会(ADA :雑誌
Diabeteic Care) 、アメリカ心臓病学会(AHA :雑誌
Circulation )共同ステートメント
AHA/ADA Scientific Statement Nonnutritive Sweeteners: Current Use and Health Perspectives: A Scientific Statement From the American Heart Association and the American Diabetes Association
Christopher Gardner, Judith Wylie-Rosett, Samuel S. Gidding, Lyn M. Steffen, Rachel K. Johnson, Diane Reader, and Alice H. Lichtenstein
Circulation. 2012; published online before print July 9 2012, doi:10.1161/CIR.0b013e31825c42ee
Nonnutritive Sweetener( 非栄養甘味料)使用に関して、体重維持・糖尿病患者の血糖コントロールに関して注意を促すステートメント発表。
要約すれば・・・
この種の製品は、ニコチン依存症に対するニコチンパッチのようなものであり、 全カロリーを制限せず上乗せ的にこの種の製品を摂取したら意味ありません
ということだと思う。
ただ、代替としてその分賀露理を摂取しない場合のみ有効であると考えられ、カロリーや糖消費を減少するのに効果的戦略かどうかのエビデンスは存在しない。
“カロリー・ゼロ商品”と消費をあおっても、減量につながるかどうか疑問であると述べている。
この報告の筆頭、Dr Christopher Gardner (Stanford University, CA) は、非栄養甘味料という用語を、6つの甘味料(aspartame, acesulfame K, neotame, saccharin, sucralose, plant-derived stevia. )をカバーするものとして、ゼロカロリーであり、カロリーを有するが砂糖より歯に良いなどの製品と区別すると述べている。
“砂糖よりはましだが、最適なものではない”
安全性に関し、完全にそうと言えない。長期使用に関して十分研究されているとは言いがたく、FDA承認そのものも明らかな安全性は担保されてるものではない。ニコチンパッチのようなものであり、たばこ(砂糖)をとるよりは、ニコチンパッチ(非栄養甘味料)がましというレベルである。
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