糖尿病発症時、BMI<25 br="br">25>
Association of Weight Status With Mortality in Adults With Incident Diabetes
Mercedes R. Carnethon, et. al.
JAMA. 2012;308(6):581-590.
糖尿病発症時正常体重である比率は9-21%(全体的 12%)
フォローアップ中、死亡 449名、心血管原因 178名、非心血管原因 253名、分類不能 18名
総、心血管、非心血管死亡率は、正常体重者で、過体重/肥満登録者より多い
(284.8, 99.8, 198.1 / 10 000 人年 vs 152.1, 67.8, 87.9 / 10 000 人年)
住民登録特性・血圧・脂質・ウェスト径、喫煙状態補正後、正常体重登録者の過体重・肥満登録者比較ハザード比(総死亡、心血管死亡、非血管疾患死亡)は 2.08 (95% CI, 1.52-2.85), 1.52 (95% CI, 0.89-2.58), 2.32 (95% CI, 1.55-3.48)
肥満は糖尿病の発症リスクだが、家族歴や、民族性、年齢もリスク要素。
著者の1人 Mercedes R. Carnethon, ( Northwestern University Feinberg School of Medicine)によれば、発症時正常体重群の存在は遺伝的要素が関与しているのではないかと考察している。
発症前体重のトレンドに関する報告で、体重減少の検討(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jat/18/2/18_5926/_article)も有ったと思う。また、東洋人、日本人では、体重に対して、糖尿病発症率高いことが知られている( http://www.kplu.org/post/despite-healthy-image-japanese-americans-diabetes-risk-higher )。
発症時体重あるいは直前体重変化と、その後の動脈硬化リスク・総死亡リスクの関連もう少し検討が必要だろう。
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