600名患者のIABP SHOCK IIトライアルで、 intra-aortic balloon pump (IABP) の使用は30日後死亡率ベネフィットを認めないと、 European Society of Cardiology (ESC) 2012 Congress.でDr Holger Thiele (University of Leipzig, Germany)報告
http://www.theheart.org/article/1438263.do
30日目死亡 : IABP 38.7%、 対照 41.3% (p=0.69)
新しいSTEMIガイドライン(ESC 2012)では、STEMI患者へのIABP使用は、1C → 2Bとダウングレードされている。
なお、intra-aortic balloon counterpulsationトライアル BCIS-1では、待機的使用で高リスク血管形成低拍出患者も、当初28日間においてベネフィット認めてない。しかし、51ヶ月後(中央値)、死亡率はばらつきを示し、IABP群が良好と判明している。
(JAMA 8 25, 2010)
IABP使用は、時代の潮目に当たってるようだ・・・重症患者のセレモニー的使用も噂される昨今・・・
登録:
コメントの投稿 (Atom)
noteへ実験的移行
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
米国では、Potiga (ezogabine):ポティガ(エゾガビン)、国際的には、レチガビン [RTG ]で、従来の抗てんかん薬剤と異なるメカニズムで、KCNQ2-5 (K(v) 7.2-7.5) ion channelのpositive allosteric modulato...
-
Association Between MRI Exposure During Pregnancy and Fetal and Childhood Outcomes Joel G. Ray, et. al. JAMA. 2016;316(9):952-961. doi:...
0 件のコメント:
コメントを投稿