2012年9月4日火曜日

吸入ステロイドと身長:思春期前成長率低下 ・・・ 大人になればさほどの差では無いというが・・・

1.2cmの違いは日本人にはさらに影響は少なくなるだろうが・・・1cm身長が短くなるというと気にする親御さんもも多いかも・・・

持続性喘息治療のための吸入ステロイドは一時的に成長期前の成長速度を減少させるが、吸入ステロイド開始後1-4年の身長の伸び減少は結果的には成人での身長は減少しないと思われている。


Effect of Inhaled Glucocorticoids in Childhood on Adult Height
H. William Kelly, Pharm. et. al.
for the CAMP Research Group
NEJM September 3, 2012 (10.1056/NEJMoa1203229)

Childhood Asthma Management Program1041名のうち、943名の身長測定、5-13歳での開始で、budesonide 400μg、 nedocromil 16mg、プラシーボ4-6年割り付け

BUD群は、プラシーボ群に比較して、平均身長は1.2cm(95%信頼区間 [CI], -1.9~-0.5)短い(P=0.001)
nedocromil群はプラシーボ群に比較して0.2 cm lower (95% CI, −0.9 ~ 0.5)短い(P=0.61)

投与開始2年間の吸入ステロイド投与量多いほど成人身長低下と関連 (プラシーボ比較で各μgあたり −0.1 cm) (P=0.007)

BUD群の成人身長減少は治療開始後2年で同様 (−1.3 cm; 95% CI, −1.7 ~ −0.9)

投与開始2年間のBUD群の成長速度減少は主に成長期前に生じる。




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