Muscular strength in male adolescents and premature death: cohort study of one million participants
BMJ 2012; 345 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.e7279 (Published 20 November 2012)
【結果】
24年フォローアップ中央値24年、26145名の死亡
自殺が最も死因として多く、22.3%
心血管疾患 7.8%、 がん 14.9%
思春期では、膝進展力・握力評価の筋力強力なほど、全原因死及び心血管による早期死のリスクを20-35%ほど低下(BMI、血圧ど独立)
がん死亡率に関しては死亡率との関連性認めず
筋力強い思春期の子供は自殺死20-30%リスク軽減、そして、精神疾患診断(統合失調症、気分障害)16-65%リスク軽減
筋力最小10分位思春期成年は、様々な原因での死亡リスクが最も高くなる。
全原因死亡率(10万人年あたり)は、最弱、最強で、122.3 vs 86.9の差がある
心血管疾患に関しては9.5 vs 5.6
自殺死亡率では 24.6 vs 16.9
【結論】筋力が弱い思春期成年は、若年期の主要死亡原因すべてのリスク要素となっており、その全原因死亡率へのeffect sizeは、確立したリスク要素であるBMIや血圧と同等
その後の若年死につながるリスク要素として、肥満、高血圧とならび、心肺系負荷運動量の不足が候補として注目されている。取り組まなければならない課題としてその要素を明瞭化することが重要ということでの研究とのこと
0 件のコメント:
コメントを投稿