米国内の視力障害増加の一因は、全身性疾患としての糖尿病管理が不充分で、国家的取り組みの甘さが露呈していると著者ら。
喫煙、収入、教育レベルなどの寄与要素は、社会的貧困層ならでは障がいも関連し、パフォーマンスベースの検討、HRQOLの検討を医療コストとともに検討しなければならないと、著者ら。
Prevalence of Nonrefractive Visual Impairment in US Adults and Associated Risk Factors, 1999-2002 and 2005-2008
Fang Ko, et. al.
JAMA. 2012;308(22):2361-2368. doi:10.1001/jama.2012.85685.
非屈折性視力障害の荷重頻度は
・20歳以上で21%増加し、1999-2002年の1.4%から2005-2008年の1.7%へと増加 (P = .03)
・20-39歳の非ヒスパニック系白人では0.5%から0.7%へと増加(P = .008)
多変量解析にて
1999-2002年の比屈折性視力障害の統計学的有意なリスク要素は
・加齢 (年毎オッズ比 [OR], 1.07; 95% CI, 1.05-1.09)
・貧困 (OR, 2.18; 95% CI, 1.31-3.64)
・無保険 (OR, 1.85; 95% CI, 1.16-2.95)
・糖尿病診断からの10年以上の病歴 (OR, 1.93; 95% CI, 1.15-3.25)
2005年では
・加齢 (OR, 1.05; 95% CI, 1.04-1.07)
・貧困 (OR, 2.23; 95% CI, 1.55-3.22)
・高校未満の学歴 (OR, 2.11; 95% CI, 1.54-2.90)
・糖尿病診断からの10年以上の病歴 (OR, 2.67; 95% CI, 1.64-4.37)
糖尿病診断からの10年以上の病歴 の頻度は、22%増加(2.8%から3.6%へ)(P=.02)
ヒスパニック系20-39歳は133%(0.3%から0.7%)(p<0 .001=".001" br="br">0>
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