カフェイン入りを隠匿しているため、利用者側もどれほど摂取してるか不明。
そして、中毒量に至っているか不明
さらに、”天然成分”(“natural” ingredients)が含まれ、成分表示義務化された医薬品で無く、食事サプリメントとして扱われている製品群でもある。カフェイン含有商品をひとまずすべて医薬品表示扱いにすべきだろうとの意見。
スウェーデンの研究では5千の司法解剖例で、カフェイン血中濃度10μg/mL超が1%程度に見られ、コーヒー1杯では血中濃度1-2μg/mLとなる。20例で80μg/mL存在し、これは致死量と考えられたが、他剤服用も、このうち7名に認められた。
短時間にカフェイン3から10gを服用すると致死的になる可能性はある。テオフィリンやテオブロマイドなどの活性物へ肝臓となり、アルコールや他の薬物でカフェイン半減期5時間は遷延化する。エナジー・ドリンクはサービングあたり約100mgのカフェインで、サービングあたり250mgの例も認められた。
カフェイン致死投与量3gにいたるには、カフェイン高含有エナジードリンクを数時間で12杯飲めばいたる計算になる。さらに薬物相互作用、CyP450 1A2経路を介し代謝されるが、この薬物相互作用が関連、さらに、肝疾患・心疾患の合併がそのリスクを増強する可能性がある。
Energy Drinks and Caffeine-Related Adverse Effects
Kent A. Sepkowitz, MD
JAMA. Published online December 19, 2012. doi:10.1001/jama.2012.173526
Risks of Energy Drinks Mixed With Alcohol
Jonathan Howland, PhD, MPH; Damaris J. Rohsenow, PhD
JAMA. Published online December 19, 2012. doi:10.1001/jama.2012.187978
栄養ドリンク飲んで?13人死亡 米、FDAが調査へ
http://www.asahi.com/international/update/1116/TKY201211160393.html
日本では関係ないようだが・・・
コカコーラのエナジードリンク:100mlあたり、カフェイン32mg
http://www.cocacola.co.jp/products/lineup/burn01.html
これなんかも、500mlでも飲めば、カフェイン150mg一気に体内へ・・・ということになる。
致死量の1/20がこれだけで供給されることとなる。
大正製薬・リポビタンD:100mlあたり、カフェイン 50mg
http://www.catalog-taisho.com/00347.php
PL顆粒:1gあたり無水カフェイン 60mg
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1180107D1131_1_06/
仕事をしない消費者庁 ・厚労省 ・・・ どうする!
アロプリノール服用、徐放性テオフィリン製剤、クラリス服用、シプロキサン服用、アルコール摂取、お茶大量常用の高齢者(いずれも代謝低下作用)が、リポビタンDとともにPL顆粒服用したら・・・
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